サッポロラガー [日本の大手ビール]
サッポロラガー
いやあレアもんですわ。河合奈保子のファースト写真集くらいレア。
猫背近所の酒屋にはいつもあるので、たまに買ってます。
このビールはなんと、サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所時代の1877年に醸造を開始して現在に至るという、日本最古のビールらしいです んんん~ヒストリーをフィールしますなあ。まさに温オールド知ニュー。
酒屋で中間的な店員さん(参照:こいつぁんまい3)からサッポロラガーを買い、夕焼けの道をぶらぶら袋をぶらさげて帰宅して、さっそくいただきました。
スーパードライみたいなキレもあるし、一番搾りみたいなすっきり感もそこそこ。モルツや黒ラベルみたいな麦芽の味もしっかり。つまり、どの個性が際立ってるわけぢゃない。
だけど、いつまでも飽きない味ですな。ビールだけ呑んでたくなる
なんだかんだで日本の大手メーカーのビールって、食事と共に楽しむことを前提にしてるとこあるぢゃないすか。だから、ビールだけ呑んでると飽きてきたり、何か食べたくなったり、気持ち悪くなったり笑
でもこのサッポロラガー、別に何も食べなくていいです。炭酸控え目だからお腹ふくれないし、味が濃すぎるわけでもないから胃袋がぐったりすることもない。
なんつうか、安心感。父ちゃんに膝まくらしてもらってるみたいな包まれ感があるなあ。ちなみにあっしはオスです。キモいとか思わないでくれます、そこのあなた。
で、何があっぱれって、「熱処理している」ことを高らかに謳いあげているとこですな
「非熱処理=新鮮、熱処理=新鮮でない」という間違ったレッテルが世間的にはあるようですが、そんな思い込みを嘲笑うかのようにサッポロのホームページには「熱処理」の言葉が。熱だ非熱だ、そんなもんぢゃ味は変わらないんぢゃ わかったか みたいな昭和のオヤジ的説得力を感じます。
このあたり、サッポロの軸のぶれなさを感じるなあ。
スーパードライの登場以降、懸命に流行を探って何としてもアンチスーパードライ層をとりこんでやろう!!っていうキリンと、あくまでも伝統と歴史に忠実なサッポロ。「男は黙ってサッポロビール」ですわ。古い。
んでも今年はサントリーに抜かれてしまったそうです、サッポロ そりゃプレミアムモルツは強いってば。
そんな事情もあるのかどうか・・・いや、あるんでしょうなあ。
9月10日から何と、サッポロラガーが缶で限定発売されます
詳しくはサッポロのホームページをごらんくだせえ。エーデルピルスに続け!ってとこなんスかね、サッポロ。あんまりやけっぱちにならないでね、パパ。
↓サッポロビールHP
http://www.sapporobeer.jp/product/beer/index.html
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