サミュエルスミス ペールエール [イギリスのビール]
サミュエルスミス・ペールエール
ペールエールって種類のビールはわりかしよく目にしますな。銀河高原がペールエール出したり、最近ではよなよなエールが近所の量販店でもお目にかかるようになった。いい日本になったなあ。
んで、ペールエールにも流派がいろいろあるようなのです。簡単に分けると「アメリカンペールエール」と「イングリッシュペールエール」となります。
違いはまあいろいろあるんでしょうが、一番の違いは使ってるホップの違いらしいです。
アメリカンはカスケードという日本でもおなじみ(よなよなエールで顕著に感じられる香りです)のホップを主に使ったペールエールで、これはとにかく果実香が実にすんばらしい グレープフルーツみたいな香りが呑む者をヘブンへと誘うのです。
に対してブリティッシュはイギリス産のホップ(フグルズ、ゴールディングスなど)を使ったもので、これは紅茶のような、ハーブのような可憐な香りが特徴だす
でも、日本で市民権を得ているのは圧倒的にアメリカンな気がします。これは言うまでもなくよなよなの大功績であります。
「金色で苦いのばっかりがビールなんぢゃない!!」ということが身をもって、いや、舌をもって納得できるビールですな、よなよなは。
んでもそのせいだか何だかはわかりませんが、ブリティッシュペールエールはどうもイマイチ認知されていないような・・・
日本で一番お目にかかるブリペ(略しました)はバス社のペールエール。これも樽生は実に美味。アサヒが扱っていることもあって、ビアバーなんかではよく出会いますな。
んでもどうもペールエールというと日本人はアメペの味を想像してしまうようで、この間どこかの呑み屋で何も知らずにバスを頼んだ男性グループが
「これ・・・焼酎入ってるん・・・? 」
焼酎てお兄さん、ホッピーか笑
とまあ、つれない反応をされてしまう場合が多いようです。
そんな過去をお持ちのあなた、バスがいまいちだと思ったアナタ、またはアメペの果実香があまり好きでないというYou
ぜひこのサミュエルスミスペールエールをご一飲あれ
控え目ではありますがハーブみたいなホップ香がほのかに香ります。
で、何がすばらしいって、口に含んだ瞬間キリッとした苦味とともに、麦芽由来でしょうかね、木みたいなナッツみたいなほんのり甘くやわらか~いフレーバーが。
鼻からはハーブ、口の中には森の香り。んんん~、ビバ森林浴 温度が上がるほど木の香りが出てきますよん。
ちなみにサミュエルスミスはヨークシャー地方にある醸造所で、伝統的な手の込んだ2階建ての発酵槽でんまいビールをいろいろ作ってるそうですよん。
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