サンクトガーレン オレンジチョコレートスタウト [日本のクラフトビール]
サンクトガーレン・オレンジチョコレートスタウト
サンクトガーレンの新作です。先日我が家にやってきた6本セットの中の1本です。
サンクトの絶品「湘南ゴールド」と同じく、オレンジを使ったビール。いや~実にチャレンジングですな、サンクト
グラスに注いでまず香るのはホップではなく、柑橘系の甘酸っぱい香り。それもカスケードホップのようなグレープフルーツ香ではなくて明らかに蜜柑に由来するマーマレードのような甘酸っぱい香り。
夏の海岸にいるような、冬のコタツにいるような・・・さわやか&ほっこり
と思ってふとサンクトから送られてきたガイドを読んでみると、「だいだい」(蜜柑)を果汁だけでなく皮まで使っているみたいです。どうりでマーマレードなはずですな、こりゃ。
口に含むとやはり蜜柑由来の酸味が際立ってます。喉越しも全く重くありません。甘さも控え目。こりゃすいすいいける・・・と思っていたのですが・・・
温度が上がるにつれて、どんどん苦味とコクが姿をあらわします
そりゃスタウトならば当たり前なのですが、呑み始めの印象がマーマレードですから、ものすごく変身したみたいに感じます。
それでも蜜柑のさわやかな酸味は健在。7%の高めのアルコール度数とあいまって、カクテル飲んでるみたいなトリップ感。んん~ビールはおもしろい
これもインペリアルチョコレートスタウトと同じで、「冷蔵」と「常温」の両方試してもらいたいビールです。キャラクターが違いすぎます。
常温ならば王道のスイートスタウト。冷やせば「黒いビール=苦い、濃い」という定説を覆す、時代の先を行く新進気鋭のスタウト。来年も作ってくれないかなあ
オレンジチョコレートスタウトは原料の“だいだい”そのものが、マーマレードの原料によく使われる蜜柑なんですよー。
逆に言うと、マーマレードくらいにしか使われず、他に出番があんまりない蜜柑なのです。
(大量に廃棄されてしまうことも・・・)
それを安く分けてもらえたので、たっぷり使うことができました。
汚い話なのですが、これ飲むと、ゲップも蜜柑なんですよね、これ(笑)
by みき@サンクトガーレン (2009-01-25 00:33)
ブルワリーの方から直々に解説をいただけるとは・・・この上ない幸せにござりますm(_ _)m
湘南ゴールドとはきっと違う種類なのだろうな~とは思っていたのですが、そういうことだったのですね。
ゲップは・・・未確認です、すいません笑 今度必ず確認しておきますね♪
by 猫背 (2009-01-25 01:07)