【頑張れ福島!】猪苗代地ビール~喜多方・坂内食堂 【猫背的会津旅・後編】 [現地に突撃♪]
猫背的夏休み・会津路日帰り旅の後編です 猪苗代地ビールでたらふく飲み食いした後、いざ喜多方へというシーンから始まります。
前編はこちら→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2011-07-13
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
猪苗代駅を後にして再び磐越西線で西に。磐梯山を背にして進むこと30分。
着いたのは・・・
会津若松駅~ 変なアングルの写真ですみませんm(_ _)m
会津若松といえば・・・鶴ヶ城!ソースカツ丼!昔ながらの町並み!といろいろお楽しみはあるのですが、今回は乗り換え時間がたったの40分しかないため、断念。駅前をぶらりと歩くだけにしました。次回は会津若松で一泊とかでもいいなあ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてここからさらに西へ。ここからはディーゼル車両での旅になります
気動車の心地よい揺れに運ばれること25分、ついに到着、喜多方駅~。そしてここから歩くこと15分。着きました~
喜多方ラーメンの名店、坂内食堂。猫背的ラーメンランキング不動の1位の店です
関東にも名前だけ借りて営業してる店がありますが、正直いって別物です。この本家のラーメンにゃどんなラーメンもかないませんて。ビール以外のことについては急に辛口になる猫背です。
入口で注文してから席につく仕組みなので、まずは注文を済ませます。というわけでまずは・・・
キリンラガー 漬物がサービスでついてきました。んまい
「有名ラーメン店で呑む」これがここ最近のマイブームなのです
だいたいどの店でも空いてる時間ならばいやな顔せずにビール出してくれます。並ばないと入れないような店で悠然と酒を呑んでいられることが、何だか妙に満足できます笑 背徳のカタルシスとでも呼べるのでしょうか。平日朝の満員電車を尻目にガラガラの下り電車に乗る優越感、に近いのかも。ん~歪んでるな、わし
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてビール呑み終わる頃についに・・・
来ました~、肉そば この写真は是非ともクリックして巨大化してごらんください 今すぐ喜多方に行きたくなりますから
いただきま~す
め、め、麺が・・・ぷりっぷりっです 澄み切った水を食しているかのような透明感。そんなピュアな麺に絡むのがこれまた透明なスープ。透明なのだけど旨味はたっぷり
ビールに例えればそう、雑味のないピュアな麦汁に心地の良いホップ感を上品に残したゴールデンエールのようなラーメン。あ゛あ゛あ゛、昇天いたします。ちーん
ちなみにこの写真は肉そばの普通盛りです。友人AとBは普通のラーメンの大盛りをうまそうに食べてました。ちなみにAはそれから普通盛りをおかわりしてました。わしももう1杯いきたかったのですが、これから大宮まで帰らねばならんし、猪苗代で買ったお楽しみビールがありますからここはぐっと我慢
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そして店を後にすると・・・
閉店の時間でした 最後の客がこんなに呑んで喰っていたとは、さぞかし迷惑な客だったと思います。すみません近いうちにまた来ます。
店を出たのは18時すぎ。18:34分喜多方駅の電車には何とか間に合うぞ と、駅に向かって歩いていたのですが、何とここで豪雨襲来。雨宿りしている間に電車は行ってしまい、我々は磐梯町の駅までタクシーに乗ることにしました。
実はこの選択肢、緊急時のルートとして便利なのです。地理関係を簡単に説明すると・・
喜多方はこういう場所にあるのです。福島の西端というよりは北西端に位置しています。会津若松行の電車に乗れなくても磐梯町まで行けば余裕で追いつけるのです タクシーの金額は5000円ぐらいなので、3人居ればまあ経済的ダメージは小さいでしょう。2人だと要審議ですが
会津路を車で走れるという予期せぬ僥倖の中、友人AとBはラーメンやらビールやらいろんなものが効きはじめたみたいで爆睡。あっしは運転手さんと話し込んでました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
運転手さんはいろいろ話してくれました。
観光客が減っていること。会津地方の放射線量は東京都内とほとんど変わらないのに、それが正しく伝わっていないこと。浜の方の人達はもっと大変だから会津が頑張って支えねばならないということ。そして言葉の端々から滲み出る将来に対する不安。でも、どれもこの旅に出る前に予想していたことでした。でも、この一言には心底打ちのめされました。
「何だか福島だけ見捨てられてしまった感じですよね・・」
正直、何も返答できませんでした。言葉で返答するべきではないと思いました。
あっしは今ほど「行動を伴わない言葉」に意味のない時はないと思っています。言葉にすればするほど軽薄になる。だからあっしは行動で示します。あっしは福島が大好きです。これからも変わりません。変わるわけありません。そこにある自然とそこに居る人が変わってないんだから。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そして磐梯町駅に到着。わしの計算通り喜多方発18:34の電車に余裕で先回り。というわけで電車を待ちながら・・・
猪苗代ビール・ゴールデンエンジェル 帰りの車内用に買っておいたものを待ちきれずに開栓。あ゛~んまい。
電車当分来ないのでホームに腰かけて・・
ちょっとだけスタンド・バイ・ミーな気分 良い子はマネしないでね。
そして帰りの車内でも・・
え~とこれは猪苗代地ビールのなんだったかな・・・たぶんゴールデンエンジェルです こんな感じで家に帰る寸前まで猪苗代地ビールを満喫するのでした
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
実に濃密な日帰り会津旅でした 次回は会津若松で一泊だなあ・・・ ソースカツ丼食べて日本酒も・・・と、夢はどこまでもふくらむのでした
前編はこちら→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2011-07-13
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猪苗代駅を後にして再び磐越西線で西に。磐梯山を背にして進むこと30分。
着いたのは・・・
会津若松駅~ 変なアングルの写真ですみませんm(_ _)m
会津若松といえば・・・鶴ヶ城!ソースカツ丼!昔ながらの町並み!といろいろお楽しみはあるのですが、今回は乗り換え時間がたったの40分しかないため、断念。駅前をぶらりと歩くだけにしました。次回は会津若松で一泊とかでもいいなあ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてここからさらに西へ。ここからはディーゼル車両での旅になります
気動車の心地よい揺れに運ばれること25分、ついに到着、喜多方駅~。そしてここから歩くこと15分。着きました~
喜多方ラーメンの名店、坂内食堂。猫背的ラーメンランキング不動の1位の店です
関東にも名前だけ借りて営業してる店がありますが、正直いって別物です。この本家のラーメンにゃどんなラーメンもかないませんて。ビール以外のことについては急に辛口になる猫背です。
入口で注文してから席につく仕組みなので、まずは注文を済ませます。というわけでまずは・・・
キリンラガー 漬物がサービスでついてきました。んまい
「有名ラーメン店で呑む」これがここ最近のマイブームなのです
だいたいどの店でも空いてる時間ならばいやな顔せずにビール出してくれます。並ばないと入れないような店で悠然と酒を呑んでいられることが、何だか妙に満足できます笑 背徳のカタルシスとでも呼べるのでしょうか。平日朝の満員電車を尻目にガラガラの下り電車に乗る優越感、に近いのかも。ん~歪んでるな、わし
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてビール呑み終わる頃についに・・・
来ました~、肉そば この写真は是非ともクリックして巨大化してごらんください 今すぐ喜多方に行きたくなりますから
いただきま~す
め、め、麺が・・・ぷりっぷりっです 澄み切った水を食しているかのような透明感。そんなピュアな麺に絡むのがこれまた透明なスープ。透明なのだけど旨味はたっぷり
ビールに例えればそう、雑味のないピュアな麦汁に心地の良いホップ感を上品に残したゴールデンエールのようなラーメン。あ゛あ゛あ゛、昇天いたします。ちーん
ちなみにこの写真は肉そばの普通盛りです。友人AとBは普通のラーメンの大盛りをうまそうに食べてました。ちなみにAはそれから普通盛りをおかわりしてました。わしももう1杯いきたかったのですが、これから大宮まで帰らねばならんし、猪苗代で買ったお楽しみビールがありますからここはぐっと我慢
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そして店を後にすると・・・
閉店の時間でした 最後の客がこんなに呑んで喰っていたとは、さぞかし迷惑な客だったと思います。すみません近いうちにまた来ます。
店を出たのは18時すぎ。18:34分喜多方駅の電車には何とか間に合うぞ と、駅に向かって歩いていたのですが、何とここで豪雨襲来。雨宿りしている間に電車は行ってしまい、我々は磐梯町の駅までタクシーに乗ることにしました。
実はこの選択肢、緊急時のルートとして便利なのです。地理関係を簡単に説明すると・・
喜多方はこういう場所にあるのです。福島の西端というよりは北西端に位置しています。会津若松行の電車に乗れなくても磐梯町まで行けば余裕で追いつけるのです タクシーの金額は5000円ぐらいなので、3人居ればまあ経済的ダメージは小さいでしょう。2人だと要審議ですが
会津路を車で走れるという予期せぬ僥倖の中、友人AとBはラーメンやらビールやらいろんなものが効きはじめたみたいで爆睡。あっしは運転手さんと話し込んでました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
運転手さんはいろいろ話してくれました。
観光客が減っていること。会津地方の放射線量は東京都内とほとんど変わらないのに、それが正しく伝わっていないこと。浜の方の人達はもっと大変だから会津が頑張って支えねばならないということ。そして言葉の端々から滲み出る将来に対する不安。でも、どれもこの旅に出る前に予想していたことでした。でも、この一言には心底打ちのめされました。
「何だか福島だけ見捨てられてしまった感じですよね・・」
正直、何も返答できませんでした。言葉で返答するべきではないと思いました。
あっしは今ほど「行動を伴わない言葉」に意味のない時はないと思っています。言葉にすればするほど軽薄になる。だからあっしは行動で示します。あっしは福島が大好きです。これからも変わりません。変わるわけありません。そこにある自然とそこに居る人が変わってないんだから。
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そして磐梯町駅に到着。わしの計算通り喜多方発18:34の電車に余裕で先回り。というわけで電車を待ちながら・・・
猪苗代ビール・ゴールデンエンジェル 帰りの車内用に買っておいたものを待ちきれずに開栓。あ゛~んまい。
電車当分来ないのでホームに腰かけて・・
ちょっとだけスタンド・バイ・ミーな気分 良い子はマネしないでね。
そして帰りの車内でも・・
え~とこれは猪苗代地ビールのなんだったかな・・・たぶんゴールデンエンジェルです こんな感じで家に帰る寸前まで猪苗代地ビールを満喫するのでした
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
実に濃密な日帰り会津旅でした 次回は会津若松で一泊だなあ・・・ ソースカツ丼食べて日本酒も・・・と、夢はどこまでもふくらむのでした
【頑張れ福島!】猪苗代地ビール~喜多方・坂内食堂 【猫背的会津旅・前編】 [現地に突撃♪]
猫背的夏休み第2弾 福島県会津地方を旅してまいりました
奇しくもこの日は7月11日。震災後4ヶ月の節目ということもあって、なおさらこの日に行かなくては!と思った次第です。
この旅程の日帰り旅は実は今までにも何回もしたことがあるのですが、どうしても今行きたくて、友人を引き連れて行ってまいりました
この旅の目当ては2つ。
① 猪苗代地ビールのレストランでんまいビールを堪能
② 喜多方ラーメンの名店「坂内食堂」でんまいラーメンを堪能
旅の目標はただ一つ。「目指せ!中性脂肪プラス100!」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この2か所を日帰りで回るために、猫背はいつもこの↓スケジュールで動いています。旅を計画されている方、ご参考に。
大宮(10:34発)→【東北新幹線】→郡山(11:30着)
郡山(11:44発)→【磐越西線】→猪苗代(12:25着)
猪苗代→【タクシー(1000円くらい)】→猪苗代地ビール館
猪苗代(15:26発)→【磐越西線】→会津若松(15:58着)
会津若駅(16:36発)→【磐越西線】→喜多方(17:01着)
喜多方→【徒歩(15分くらい)】→坂内食堂
喜多方(18:34発)→【磐越西線】→会津若松(19:00着)
会津若松(19:05発)→【磐越西線】→郡山(20:12着)
郡山(20:42発)→【東北新幹線】→大宮(21:34着)
大宮発をもう1時間早めればもっとゆとりのある旅ができます。が、朝が極めて苦手なのでこんな重役出勤の旅程となっております
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
朝の大宮駅で猫背を迎えてくれたのは・・・
はやぶさ~ 残念ながらこれには乗りませんが
そして次にやって来たMaxやまびこ号に乗り込んでさっそく・・・
朝食代わりのオラホ・ゴールデンエール ああ胃に染みわたる体が目ざめていく・・・。4人席に3人で座ったためテーブルがなくて、AKBファンの友人Aが持参したヤンマガをテーブル代わりにしてます。 Not Yetが大きく映っている表紙の側を上にして使おうとしたら「せめて裏にしろ」と激しく怒られました笑 ん~美しきマニア魂。
新幹線は順調に福島を目指し快走、そしてわしらも順調に・・・
2本目。友人AがサークルKサンクスで買い込んできた銀河高原アメリカンペールエール。ただいま期間限定で発売中です。初めて呑みましたがこれ、激美味です 後日しっかりレビューします。
こうして朝からんまい麦酒達の祝福を受けながら新幹線は郡山駅に到着。ここで磐越西線に乗り換えます。
駅の中は「あかべぇ」だらけ。わしあかべぇ大好きなんです 携帯ストラップもあかべぇです。ご当地キャラの中でこれほど出来の良いキャラは他にないと思います。
そして磐越西線に乗車
ここにもやはりあかべぇが。ディズニーみたいに「隠れあかべぇ」とか探したらありそう
そして猪苗代駅に着くまでの間・・・
ヤッホーの燦々オーガニック これも昼呑みには最適の軽快な麦酒です。ん~贅沢だ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
電車は郡山駅前の町並みを抜けて、山深い渓谷をすすみ、しばらくすると風景が開けて・・・めまぐるしく風景が変わります。
福島は東西に大きく広がっているため、海岸側と山側では地理的・文化的にかなりの違いがあります。「浜通り・中通り・会津」という3区分は福島県を海側から順にわけたものです。簡単に言うと、東北新幹線の周辺地域が中通りで、阿武隈高地以東が浜通り、奥羽山脈(猪苗代湖)以西が会津、という区分です。
というわけで短い時間の間にもいろんな風景の起伏が楽しめるのです
見えてきました、磐梯山~ 絶妙のタイミングで農家のおっちゃんがフレームイン。何とものどかです。
冬の磐越西線もいいですよ~。この風景が一面の雪原になります。その雪原の上を動物の足跡が点々と不規則な弧を描いていたり、夏にはわからない会津の姿が楽しめます
そして12:25に猪苗代駅に到着。
ここからはタクシーで猪苗代地ビール館までひとっとび。バスもあるようなのですが本数が不規則なので、やはりタクシーがいいでしょう。
到着、猪苗代地ビール館
月曜日だし原発の件もあるしガラガラかなあと思いきや、意外と混んでました。というか、今まで来た平日の中では一番混んでいたかも。ツアーのお客さんとおぼしき団体客があちこちに見られました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
相変わらず絶景ですな、ここのレストランは。わしが来るときはいつも天気に恵まれて、今日も実に美しい磐梯山を眺めながらんまい麦酒を堪能できました。
それではいよいよ1杯目(通算4杯目)、ピルスナー
あっしは日本のクラフトビールの中で「確実に万人にんまいと言ってもらえるビール」の代表が、この猪苗代地ビールのピルスナーだと思います。「地ビールの味ってこんな感じ」という多くの人が持っているイメージ、それもたいていは悪いイメージを一撃で払拭してくれる雑味の無さ。適度な苦味と軽やかな酸味があいまって、ラムネのような清涼感。天にのぼるような爽やかなピルスナーです。あ゛~んまい
次は猪苗代地ビールのキラーアイテム、ヴァイツェン~ ピルスナー同様に、多くの人に受け入れられるであろう、優美なヴァイツェンです。
ヴァイツェンは特に好き嫌いがはっきり分かれるビールなのですが、ヴァイツェン嫌いの人が嫌いな理由として挙げる「薬っぽい」「甘ったるい」といった要素をものすごく控えめにしています。もちろんヴァイツェンとしてのキャラクターを損なわないぐらいの程度で。この「目立たないレベルで残す」って、ものすごく難しいことですよね、きっと。
前に友人Aを初めてここに連れてきたとき、まだクラフトビールのクの字も知らなかったAはこのヴァイツェンを呑んで「ううううまいいい~」と激しく感動した挙句、そのまま4杯おかわりして、土産として買い込んだ500mlのボトル2本を帰りの新幹線の中で呑んでしまったという快挙を達成しております よほど気に入ったらしく、今回も1杯目にヴァイツェンを呑んでいました。
わしも今回はそのヴァイツェンの魔力にすっかりはまってしまい、この後3連続おかわりしてしまいました。ん~至福
そして時間はいつしか午後3時。猪苗代駅発15時26分に乗らねばならないので、ここらで猪苗代地ビールはおひらきに。また近いうちに来ます~。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
気づいたら記事がえらく長くなってしまったので、まずはここで全編は終了。後編「坂内食堂への道」をお楽しみに~
後編はこちら→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2011-07-13-1
奇しくもこの日は7月11日。震災後4ヶ月の節目ということもあって、なおさらこの日に行かなくては!と思った次第です。
この旅程の日帰り旅は実は今までにも何回もしたことがあるのですが、どうしても今行きたくて、友人を引き連れて行ってまいりました
この旅の目当ては2つ。
① 猪苗代地ビールのレストランでんまいビールを堪能
② 喜多方ラーメンの名店「坂内食堂」でんまいラーメンを堪能
旅の目標はただ一つ。「目指せ!中性脂肪プラス100!」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この2か所を日帰りで回るために、猫背はいつもこの↓スケジュールで動いています。旅を計画されている方、ご参考に。
大宮(10:34発)→【東北新幹線】→郡山(11:30着)
郡山(11:44発)→【磐越西線】→猪苗代(12:25着)
猪苗代→【タクシー(1000円くらい)】→猪苗代地ビール館
猪苗代(15:26発)→【磐越西線】→会津若松(15:58着)
会津若駅(16:36発)→【磐越西線】→喜多方(17:01着)
喜多方→【徒歩(15分くらい)】→坂内食堂
喜多方(18:34発)→【磐越西線】→会津若松(19:00着)
会津若松(19:05発)→【磐越西線】→郡山(20:12着)
郡山(20:42発)→【東北新幹線】→大宮(21:34着)
大宮発をもう1時間早めればもっとゆとりのある旅ができます。が、朝が極めて苦手なのでこんな重役出勤の旅程となっております
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
朝の大宮駅で猫背を迎えてくれたのは・・・
はやぶさ~ 残念ながらこれには乗りませんが
そして次にやって来たMaxやまびこ号に乗り込んでさっそく・・・
朝食代わりのオラホ・ゴールデンエール ああ胃に染みわたる体が目ざめていく・・・。4人席に3人で座ったためテーブルがなくて、AKBファンの友人Aが持参したヤンマガをテーブル代わりにしてます。 Not Yetが大きく映っている表紙の側を上にして使おうとしたら「せめて裏にしろ」と激しく怒られました笑 ん~美しきマニア魂。
新幹線は順調に福島を目指し快走、そしてわしらも順調に・・・
2本目。友人AがサークルKサンクスで買い込んできた銀河高原アメリカンペールエール。ただいま期間限定で発売中です。初めて呑みましたがこれ、激美味です 後日しっかりレビューします。
こうして朝からんまい麦酒達の祝福を受けながら新幹線は郡山駅に到着。ここで磐越西線に乗り換えます。
駅の中は「あかべぇ」だらけ。わしあかべぇ大好きなんです 携帯ストラップもあかべぇです。ご当地キャラの中でこれほど出来の良いキャラは他にないと思います。
そして磐越西線に乗車
ここにもやはりあかべぇが。ディズニーみたいに「隠れあかべぇ」とか探したらありそう
そして猪苗代駅に着くまでの間・・・
ヤッホーの燦々オーガニック これも昼呑みには最適の軽快な麦酒です。ん~贅沢だ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
電車は郡山駅前の町並みを抜けて、山深い渓谷をすすみ、しばらくすると風景が開けて・・・めまぐるしく風景が変わります。
福島は東西に大きく広がっているため、海岸側と山側では地理的・文化的にかなりの違いがあります。「浜通り・中通り・会津」という3区分は福島県を海側から順にわけたものです。簡単に言うと、東北新幹線の周辺地域が中通りで、阿武隈高地以東が浜通り、奥羽山脈(猪苗代湖)以西が会津、という区分です。
というわけで短い時間の間にもいろんな風景の起伏が楽しめるのです
見えてきました、磐梯山~ 絶妙のタイミングで農家のおっちゃんがフレームイン。何とものどかです。
冬の磐越西線もいいですよ~。この風景が一面の雪原になります。その雪原の上を動物の足跡が点々と不規則な弧を描いていたり、夏にはわからない会津の姿が楽しめます
そして12:25に猪苗代駅に到着。
ここからはタクシーで猪苗代地ビール館までひとっとび。バスもあるようなのですが本数が不規則なので、やはりタクシーがいいでしょう。
到着、猪苗代地ビール館
月曜日だし原発の件もあるしガラガラかなあと思いきや、意外と混んでました。というか、今まで来た平日の中では一番混んでいたかも。ツアーのお客さんとおぼしき団体客があちこちに見られました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
相変わらず絶景ですな、ここのレストランは。わしが来るときはいつも天気に恵まれて、今日も実に美しい磐梯山を眺めながらんまい麦酒を堪能できました。
それではいよいよ1杯目(通算4杯目)、ピルスナー
あっしは日本のクラフトビールの中で「確実に万人にんまいと言ってもらえるビール」の代表が、この猪苗代地ビールのピルスナーだと思います。「地ビールの味ってこんな感じ」という多くの人が持っているイメージ、それもたいていは悪いイメージを一撃で払拭してくれる雑味の無さ。適度な苦味と軽やかな酸味があいまって、ラムネのような清涼感。天にのぼるような爽やかなピルスナーです。あ゛~んまい
次は猪苗代地ビールのキラーアイテム、ヴァイツェン~ ピルスナー同様に、多くの人に受け入れられるであろう、優美なヴァイツェンです。
ヴァイツェンは特に好き嫌いがはっきり分かれるビールなのですが、ヴァイツェン嫌いの人が嫌いな理由として挙げる「薬っぽい」「甘ったるい」といった要素をものすごく控えめにしています。もちろんヴァイツェンとしてのキャラクターを損なわないぐらいの程度で。この「目立たないレベルで残す」って、ものすごく難しいことですよね、きっと。
前に友人Aを初めてここに連れてきたとき、まだクラフトビールのクの字も知らなかったAはこのヴァイツェンを呑んで「ううううまいいい~」と激しく感動した挙句、そのまま4杯おかわりして、土産として買い込んだ500mlのボトル2本を帰りの新幹線の中で呑んでしまったという快挙を達成しております よほど気に入ったらしく、今回も1杯目にヴァイツェンを呑んでいました。
わしも今回はそのヴァイツェンの魔力にすっかりはまってしまい、この後3連続おかわりしてしまいました。ん~至福
そして時間はいつしか午後3時。猪苗代駅発15時26分に乗らねばならないので、ここらで猪苗代地ビールはおひらきに。また近いうちに来ます~。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
気づいたら記事がえらく長くなってしまったので、まずはここで全編は終了。後編「坂内食堂への道」をお楽しみに~
後編はこちら→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2011-07-13-1