麦雑穀工房マイクロブルワリー 雑穀ヴァイツェン 【猫背的初体験】 [日本のクラフトビール]
「雑穀」…栓を抜いて傾けたら中からざらざらとキビやアワが流れ出てきました ん~大地の恵み。んまい ボリボリ…ん、歯に詰まった…。
すいません嘘です。ビールの瓶です。瓶ビールのラベルが「雑穀」とは何たる違和感。昔、浅草で真ん中に「皮」と大書されたキャップを被った外国人に会ったことがあるのですが、それに匹敵する違和感。ん~カオス
このビールは我が埼玉が誇る最終兵器、東上線の小川町駅にある「麦雑穀工房マイクロブルワリー」のフラッグシップ、「雑穀ヴァイツェン」です
雑穀とヴァイツェンの魅惑のコラボレーション。原材料はこんな感じです。
キビとアワが雑穀にあたるわけですな。南ドイツ酵母というのはヴァイツェン酵母のことでしょう。キビとアワが使われていることももちろん注目点ですが、ライ麦が使われていることも大きな特徴です。
パンの原料としてはおなじみのライ麦ですが、ビールに使われることもよくあるのです。ライ麦パンと同様に、ほのかな甘みとクリスピーなフレーバーをビールに付与してくれます。
さっそくいただきま~す
お、泡立ちは意外と控え目ですね。濁りはかなりあります。この濁りはヴァイツェン酵母による濁りもあると思いますが、ライ麦に由来する部分も大きいかと思われます。さて、雑穀感はどこにあるのかな…。キビとアワの味を探し出してやる…
ん…
あれ…
おや(?_?)
あっし、キビもアワも食したことがありませんでした(T_T) ので、ここから先は完全にあっしの主観です。あ、いつも主観だ
結論。「雑穀」という言葉から受けるイメージの全てが裏切られます。もちろん、いい意味で。実に繊細かつ複雑
ボディのキャラクターはまさにヴァイツェンのそれなのですが、ライ麦が実にいい仕事してます。北欧の麦畑に寝転んで深呼吸しているような香味の奥行きを、ヴァイツェンのフルーティなフレーバーに添えてくれています 後味に感じる渋みを伴ったきりっとした穀物感、これがキビとアワの存在感なのかなあ。う~んわからん…まあでも、んまいからよい
ん~猫背的リハビリはもうしばらく続きます。次はも少しましなレビュー書きますm(_ _)m
小川町の醸造所にはパブも併設されています。近い人も遠い人も一度は行ってください
醸造所のHPです↓
http://www.craft-beer.net/zkm.html