アウトサイダーブルーイング 【猫背的最先端】 [現地に突撃♪]
先日、仕事で甲府に行ってまいりました。
甲府行きが決まった瞬間「甲府 クラフトビール」で検索しました。電車や宿の手配なんかよりずっと重要です。
で、検索にかかったのが…
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20120125-OYT8T00403.htm
なななんと、クラフトビールの醸造所&レストランがあるとは しかもオープンしたばっかではないですか 新しいものを追うことと流行に踊らされることがゴキブリより嫌いな猫背ですが、このめぐり合わせは逃してはいけない いや、きっと運命だ
というわけで仕事をさっさと片付けて行ってまいりました。甲府市の「アウトサイダーブルーイング」ですん
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
上で引用した新聞にも書かれていましたが、このアウトサイダーブルーイングのビールを醸しているのは、日本の大手クラフトビールメーカーを渡り歩いた、熟練の醸造士さんです。このように、腕の確かな醸造士さんがメーカー間を移動するという光景が日本でもごくわずかですが見られるようになりましたな。
先日、料飲店の関係者向けのイベントに無関係者の猫背が関係者のフリをして紛れ込んで、とある大手クラフトビールの工場長さんと話をする機会がありました。
あっしは日本のクラフトビールに立ちはだかる直近の壁が2つあると思っています。一つは親会社の経営状態、もう一つは醸造士さんの加齢に伴う後継者探しの問題、です。これをその工場長さんにストレートにぶつけたところ、2つ目の壁についてはほぽ問題ないとおっしゃられていました。昨今のクラフトビールブームのおかげもあってか、醸造の道を志す若者は非常に多いという嬉しい現状を耳にすることができました。そして、腕のいい職人はヘッドハンティングされて様々なブルワリーを渡り歩くようになるのではないか、と予言されていました。まさにそんな未来がもう現実になってきているのかもしれませんな。
製品と製造技術が正しく評価されることと、それに対して正当な対価と名声が与えられること。こうなれば今のクラフトビールブームもブームではなくなって、立派に文化の一部になるのでしょうな。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
まあそんな御託はおいときませう。レストランに着きました が…
オープンが5時でした…早すぎた というわけで街中をぶらぶら。そして…
甲府といえばほうとう。極太の麺がたまらんですたい ちなみにたっぷり入っている肉は猪の肉だす。激美味。猫背は猪背にランクアップしました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
んまいほうとうで胃袋をたぷたぷにして、時間はついに5時。突撃
1階が醸造所で2階がレストランという、ビールにとっては最高の環境。産地直送にもほどがあります。
そして醸造所のガラスには…
開栓予定のビール達。甲府の街中に「トリプル」とか「ベルジャンホワイト」なんて言葉が躍っているのが何だかすごく愉快でした
これを見たご近所のお父さんが「お、明日トリプル出るんだ!よし、明日は残業しない!」とか爺ちゃんが「なんぢゃ、ベルヂャンホワイトあるならゲエトボオルの後に一杯やりに来ますかね、婆さんや」っていう日本になったらすごく素敵だなあ、とか妄想しながら貼り紙の前で一人ニヤニヤしとりました
いざ店内に!
真新しい木のドアがいい味だしてますん。
中はかな~り広いです。フルに座ったら5~60人はゆうに入ると思います。
本日の樽生ビール。といっても樽生しかありませんが メニュー上には6種類ありますが、この日は残念ながら一番上のラガーと下から2番目のトリプルはありませんでした。
それにしても、ビールの名前がかっこよすぎる オーナーさんがオーストラリアの人なので、おそらくはそのオーナー氏の命名でしょう。
Drunk Monk Tripleなんて愉快ぢゃありませんか。「酔っぱらい修道士のトリプル」ですよ。ちなみにmonkの語源の一説として、修道士の姿が猿(monkey)に似ているからという説があります。でも、Drunk Monkey Tripleにしてしまうと何だか急に庶民派のビールになってしまいますな。
フードメニュー。かなりあります 真ん中へんにある「ほうとうのペッパラチーノ」が激しく気になります笑 ほうとう先に食べなきゃよかったorz 「ペッパラチーノだけに、別腹よ」つまらんorz ちーん。あっ、いかないで…
まず一杯目はフランダース・ベルジャン・ホワイト ヒューガルデンと同じタイプのビールですが、小麦などに由来する軽快なスパイシーさの中にハーブのような不思議な浮遊感が見え隠れして、実に複雑な味わい。
お次はザ・カウンティーズ・ペールエール。メニューには「柑橘系のアロマホップが香る」とありますが、割に香りは控えめ。おしとやかなペールエールです。呑みやすい
そして最後はパンイップ・オーストラリア・IPA。オーストラリア産ホップを使っているようです。確かにこのホップ感は未体験ゾーンかもしれません。これもIPAではありますが、苦みがきつすぎなくて実に良いですな
今回は電車の都合で3杯だけという猫背らしからぬ飲酒量で終わらせました。次は今回呑めなかったビールを狙って行こう
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このアウトサイダーブルーイング、残念ながらボトルビールの販売はしておりません。だから、呑むためには甲府まで行くしかありません。こりゃ行くしかないでしょ、甲府
「どうしても時間の都合がつかなくて…」とか「甲府は医者に止められてるんですよ…」というあなた、朗報です。4月8日に秋葉原で開催される「ニッポンクラフトビアフェスティバル」にアウトサイダーブルーイングも出展する予定になっております こりゃ行くしかないでしょ、秋葉原 詳細はこちら↓
http://www.craftbeerfestival.org/index.html
ちなみにこのビアフェス、珍しく猫背も行きます 会場で、僕と、握手!(戦隊ヒーロー的に発音してください)
甲府行きが決まった瞬間「甲府 クラフトビール」で検索しました。電車や宿の手配なんかよりずっと重要です。
で、検索にかかったのが…
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20120125-OYT8T00403.htm
なななんと、クラフトビールの醸造所&レストランがあるとは しかもオープンしたばっかではないですか 新しいものを追うことと流行に踊らされることがゴキブリより嫌いな猫背ですが、このめぐり合わせは逃してはいけない いや、きっと運命だ
というわけで仕事をさっさと片付けて行ってまいりました。甲府市の「アウトサイダーブルーイング」ですん
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
上で引用した新聞にも書かれていましたが、このアウトサイダーブルーイングのビールを醸しているのは、日本の大手クラフトビールメーカーを渡り歩いた、熟練の醸造士さんです。このように、腕の確かな醸造士さんがメーカー間を移動するという光景が日本でもごくわずかですが見られるようになりましたな。
先日、料飲店の関係者向けのイベントに無関係者の猫背が関係者のフリをして紛れ込んで、とある大手クラフトビールの工場長さんと話をする機会がありました。
あっしは日本のクラフトビールに立ちはだかる直近の壁が2つあると思っています。一つは親会社の経営状態、もう一つは醸造士さんの加齢に伴う後継者探しの問題、です。これをその工場長さんにストレートにぶつけたところ、2つ目の壁についてはほぽ問題ないとおっしゃられていました。昨今のクラフトビールブームのおかげもあってか、醸造の道を志す若者は非常に多いという嬉しい現状を耳にすることができました。そして、腕のいい職人はヘッドハンティングされて様々なブルワリーを渡り歩くようになるのではないか、と予言されていました。まさにそんな未来がもう現実になってきているのかもしれませんな。
製品と製造技術が正しく評価されることと、それに対して正当な対価と名声が与えられること。こうなれば今のクラフトビールブームもブームではなくなって、立派に文化の一部になるのでしょうな。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
まあそんな御託はおいときませう。レストランに着きました が…
オープンが5時でした…早すぎた というわけで街中をぶらぶら。そして…
甲府といえばほうとう。極太の麺がたまらんですたい ちなみにたっぷり入っている肉は猪の肉だす。激美味。猫背は猪背にランクアップしました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
んまいほうとうで胃袋をたぷたぷにして、時間はついに5時。突撃
1階が醸造所で2階がレストランという、ビールにとっては最高の環境。産地直送にもほどがあります。
そして醸造所のガラスには…
開栓予定のビール達。甲府の街中に「トリプル」とか「ベルジャンホワイト」なんて言葉が躍っているのが何だかすごく愉快でした
これを見たご近所のお父さんが「お、明日トリプル出るんだ!よし、明日は残業しない!」とか爺ちゃんが「なんぢゃ、ベルヂャンホワイトあるならゲエトボオルの後に一杯やりに来ますかね、婆さんや」っていう日本になったらすごく素敵だなあ、とか妄想しながら貼り紙の前で一人ニヤニヤしとりました
いざ店内に!
真新しい木のドアがいい味だしてますん。
中はかな~り広いです。フルに座ったら5~60人はゆうに入ると思います。
本日の樽生ビール。といっても樽生しかありませんが メニュー上には6種類ありますが、この日は残念ながら一番上のラガーと下から2番目のトリプルはありませんでした。
それにしても、ビールの名前がかっこよすぎる オーナーさんがオーストラリアの人なので、おそらくはそのオーナー氏の命名でしょう。
Drunk Monk Tripleなんて愉快ぢゃありませんか。「酔っぱらい修道士のトリプル」ですよ。ちなみにmonkの語源の一説として、修道士の姿が猿(monkey)に似ているからという説があります。でも、Drunk Monkey Tripleにしてしまうと何だか急に庶民派のビールになってしまいますな。
フードメニュー。かなりあります 真ん中へんにある「ほうとうのペッパラチーノ」が激しく気になります笑 ほうとう先に食べなきゃよかったorz 「ペッパラチーノだけに、別腹よ」つまらんorz ちーん。あっ、いかないで…
まず一杯目はフランダース・ベルジャン・ホワイト ヒューガルデンと同じタイプのビールですが、小麦などに由来する軽快なスパイシーさの中にハーブのような不思議な浮遊感が見え隠れして、実に複雑な味わい。
お次はザ・カウンティーズ・ペールエール。メニューには「柑橘系のアロマホップが香る」とありますが、割に香りは控えめ。おしとやかなペールエールです。呑みやすい
そして最後はパンイップ・オーストラリア・IPA。オーストラリア産ホップを使っているようです。確かにこのホップ感は未体験ゾーンかもしれません。これもIPAではありますが、苦みがきつすぎなくて実に良いですな
今回は電車の都合で3杯だけという猫背らしからぬ飲酒量で終わらせました。次は今回呑めなかったビールを狙って行こう
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このアウトサイダーブルーイング、残念ながらボトルビールの販売はしておりません。だから、呑むためには甲府まで行くしかありません。こりゃ行くしかないでしょ、甲府
「どうしても時間の都合がつかなくて…」とか「甲府は医者に止められてるんですよ…」というあなた、朗報です。4月8日に秋葉原で開催される「ニッポンクラフトビアフェスティバル」にアウトサイダーブルーイングも出展する予定になっております こりゃ行くしかないでしょ、秋葉原 詳細はこちら↓
http://www.craftbeerfestival.org/index.html
ちなみにこのビアフェス、珍しく猫背も行きます 会場で、僕と、握手!(戦隊ヒーロー的に発音してください)