ナギサビール アンバーエール&ペールエール 【並べてみました】 [日本のクラフトビール]
良い写真が撮れた 厳密には撮ったのではなく撮ってもらったのですが
手前がナギサビールのペールエール、奥がアンバーエールです。どちらもやや霞がかったビールなので、光を通せばこんなにきれいな擦り硝子のような輝きをみせてくれます
別角度からもう一枚。
こうすれば色の深さの違いがよくわかりますな アンバーエールのほうがやや濃色です。
なんてふうに、呑む前に色や光の加減を楽しむなんてのもなかなかオツなものですな。ちなみにアンバーエールは冬期限定なのでもう売り切れてしまっています。次の冬までお待ちください。
ナギサはもう間もなく夏の限定ビール出すはずですん ん~楽しみ
タグ:ナギサビール
スワンレイクビール・#B-IPA&フラーズESB 【猫背的バランス王】 [日本のクラフトビール]
バランス。何においても大事なことです。バランスを欠いては何もかもが台無しです。
ラスボスに挑む装備が
・メタルキングの剣
・メタルキングよろい
・メタルキングの盾
・きのぼうし
とか
黄門様ご一行が
・水戸黄門
・大岡越前
・宮本武蔵
・うっかり八兵衛
とか。
ビールにおいても同じことがいえます。特にあっし猫背はバランスを欠いたビールは苦手であります。例えば苦いだけのIPA、例えばホップの苦みが強く出た濃色ビール…基本的にホップ感にはあまり萌えない人間です
何ていうか、苦味はスピードと同じで慣れてしまうんですよね。80キロオーバーで免許取り消しくらった人だって昔は時速60キロぐらいでも十分な快感を手に入れてたわけですよね。あっしも苦いビールに「お~」となっていた時期はあったのですが、ずいぶんいろんな苦いビールに接してきたためかどうにもこうにも最近はホップとの関係はマンネリ気味であります。。。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そんな諸症状に悩むあなたに、今日は洋邦のバランス王を並べてみました
まずは写真の右。前にも記事に書いたことありますが、イギリス・フラーズのESBです
猫背はイギリスのエールが大好きです 理由は単純で、モルトとホップのバランスがどれも大変よろしいからです。
IPAというホップを大量に使ったビールのスタイルがあるのですが、アメリカ系のIPAはホップの苦さがストレートに伝わるものが多いですな。反対にイギリス系のIPAは大量のホップとバランスさせるためにモルト感をしっかり残しているものが多いように思います。特にイギリス北部はホップの産地から遠いために、モルト感の強いエールが発達してきたのは必然といえば必然なのでしょう。
フラーズESB、久しぶりに呑みましたがいんや~、相変わらず激しくんまいです イギリスから長い船旅をしてきたために多少のホップ感の衰えは免れ得ないところではあるのですが、それを差し引いていも実に良いモルト-ホップのバランス。麦芽の糖分と柔らかいフレーバーを適度に残すことで、重厚なホップが単なる厚化粧になることを見事に防いでいますな
そして左。こちらは日本代表、スワンレイクビールの限定醸造・#B-IPAでございます
Bは「ベルジャン」のBですな。つまり、ベルギービールの醸造に用いられる酵母・ベルジャン酵母を用いてホップをたっぷり投入したエール、ということです。麦芽とホップのハーモニーの中に酵母が醸し出すスパイシーな香り(エステルといいます)とフレーバーが絡まって、得も言われぬ快感でございます モルト&ホップ featuring ベルジャン酵母。ん~麦酒三国志。関羽と張飛の一騎打ちに呂布が乱入したようなもんです。
このビール、あちこちのビアパブでお目にかかることが多いので、コアなファンの方々は樽生で味わったこともあるのではないかと思います。逆に瓶ではなかなかお目にかかることはない。あっしも瓶で呑むのは初めてだったのですが、わし個人的な好みでは、瓶のほうが好きかもしれません 瓶のほうがホップ感をストレートに感じることができて、IPAとしてのキャラクターがわかりやすいです。
スワンレイクのHPでまだ通販できるみたいです。興味あるかた、ぜひどうぞ。あ、猫背はさっそく6本購入いたしました
スワンレイクHP↓
http://www.swanlake.co.jp/main/limited_beer.htm
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【関連記事】
フラーズESB
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-05-02
スワンレイク醸造所のレストランに行ったときの記事です
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2010-07-14
ラスボスに挑む装備が
・メタルキングの剣
・メタルキングよろい
・メタルキングの盾
・きのぼうし
とか
黄門様ご一行が
・水戸黄門
・大岡越前
・宮本武蔵
・うっかり八兵衛
とか。
ビールにおいても同じことがいえます。特にあっし猫背はバランスを欠いたビールは苦手であります。例えば苦いだけのIPA、例えばホップの苦みが強く出た濃色ビール…基本的にホップ感にはあまり萌えない人間です
何ていうか、苦味はスピードと同じで慣れてしまうんですよね。80キロオーバーで免許取り消しくらった人だって昔は時速60キロぐらいでも十分な快感を手に入れてたわけですよね。あっしも苦いビールに「お~」となっていた時期はあったのですが、ずいぶんいろんな苦いビールに接してきたためかどうにもこうにも最近はホップとの関係はマンネリ気味であります。。。
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そんな諸症状に悩むあなたに、今日は洋邦のバランス王を並べてみました
まずは写真の右。前にも記事に書いたことありますが、イギリス・フラーズのESBです
猫背はイギリスのエールが大好きです 理由は単純で、モルトとホップのバランスがどれも大変よろしいからです。
IPAというホップを大量に使ったビールのスタイルがあるのですが、アメリカ系のIPAはホップの苦さがストレートに伝わるものが多いですな。反対にイギリス系のIPAは大量のホップとバランスさせるためにモルト感をしっかり残しているものが多いように思います。特にイギリス北部はホップの産地から遠いために、モルト感の強いエールが発達してきたのは必然といえば必然なのでしょう。
フラーズESB、久しぶりに呑みましたがいんや~、相変わらず激しくんまいです イギリスから長い船旅をしてきたために多少のホップ感の衰えは免れ得ないところではあるのですが、それを差し引いていも実に良いモルト-ホップのバランス。麦芽の糖分と柔らかいフレーバーを適度に残すことで、重厚なホップが単なる厚化粧になることを見事に防いでいますな
そして左。こちらは日本代表、スワンレイクビールの限定醸造・#B-IPAでございます
Bは「ベルジャン」のBですな。つまり、ベルギービールの醸造に用いられる酵母・ベルジャン酵母を用いてホップをたっぷり投入したエール、ということです。麦芽とホップのハーモニーの中に酵母が醸し出すスパイシーな香り(エステルといいます)とフレーバーが絡まって、得も言われぬ快感でございます モルト&ホップ featuring ベルジャン酵母。ん~麦酒三国志。関羽と張飛の一騎打ちに呂布が乱入したようなもんです。
このビール、あちこちのビアパブでお目にかかることが多いので、コアなファンの方々は樽生で味わったこともあるのではないかと思います。逆に瓶ではなかなかお目にかかることはない。あっしも瓶で呑むのは初めてだったのですが、わし個人的な好みでは、瓶のほうが好きかもしれません 瓶のほうがホップ感をストレートに感じることができて、IPAとしてのキャラクターがわかりやすいです。
スワンレイクのHPでまだ通販できるみたいです。興味あるかた、ぜひどうぞ。あ、猫背はさっそく6本購入いたしました
スワンレイクHP↓
http://www.swanlake.co.jp/main/limited_beer.htm
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【関連記事】
フラーズESB
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-05-02
スワンレイク醸造所のレストランに行ったときの記事です
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2010-07-14
麦雑穀工房マイクロブルワリー 雑穀ヴァイツェン 【猫背的初体験】 [日本のクラフトビール]
「雑穀」…栓を抜いて傾けたら中からざらざらとキビやアワが流れ出てきました ん~大地の恵み。んまい ボリボリ…ん、歯に詰まった…。
すいません嘘です。ビールの瓶です。瓶ビールのラベルが「雑穀」とは何たる違和感。昔、浅草で真ん中に「皮」と大書されたキャップを被った外国人に会ったことがあるのですが、それに匹敵する違和感。ん~カオス
このビールは我が埼玉が誇る最終兵器、東上線の小川町駅にある「麦雑穀工房マイクロブルワリー」のフラッグシップ、「雑穀ヴァイツェン」です
雑穀とヴァイツェンの魅惑のコラボレーション。原材料はこんな感じです。
キビとアワが雑穀にあたるわけですな。南ドイツ酵母というのはヴァイツェン酵母のことでしょう。キビとアワが使われていることももちろん注目点ですが、ライ麦が使われていることも大きな特徴です。
パンの原料としてはおなじみのライ麦ですが、ビールに使われることもよくあるのです。ライ麦パンと同様に、ほのかな甘みとクリスピーなフレーバーをビールに付与してくれます。
さっそくいただきま~す
お、泡立ちは意外と控え目ですね。濁りはかなりあります。この濁りはヴァイツェン酵母による濁りもあると思いますが、ライ麦に由来する部分も大きいかと思われます。さて、雑穀感はどこにあるのかな…。キビとアワの味を探し出してやる…
ん…
あれ…
おや(?_?)
あっし、キビもアワも食したことがありませんでした(T_T) ので、ここから先は完全にあっしの主観です。あ、いつも主観だ
結論。「雑穀」という言葉から受けるイメージの全てが裏切られます。もちろん、いい意味で。実に繊細かつ複雑
ボディのキャラクターはまさにヴァイツェンのそれなのですが、ライ麦が実にいい仕事してます。北欧の麦畑に寝転んで深呼吸しているような香味の奥行きを、ヴァイツェンのフルーティなフレーバーに添えてくれています 後味に感じる渋みを伴ったきりっとした穀物感、これがキビとアワの存在感なのかなあ。う~んわからん…まあでも、んまいからよい
ん~猫背的リハビリはもうしばらく続きます。次はも少しましなレビュー書きますm(_ _)m
小川町の醸造所にはパブも併設されています。近い人も遠い人も一度は行ってください
醸造所のHPです↓
http://www.craft-beer.net/zkm.html
銀河高原ビール アメリカンペールエール 【コンビニ缶ビール史上最強】 [日本のクラフトビール]
んまい
ほんとにんまい
くどいようだが、んまい
7月の超ヘビーローテーションビールです アイラ~ビュ~
サークルKサンクスからの限定商品として出された銀河高原ビールのアメリカンペールエール。
はっきり言います。限定にしてはいけません。美味すぎます。
今月もう何本呑んだことか・・・確実に1日に2本は呑んでます。それぐらい病みつきになります もっと早くに記事にしようと思っていたのですが、呑むのに夢中ですっかり放置していました。
こんなに躍動感のあるビールが・・・
こんなにジューシーなビールが・・・
こんなに華やかなのに腰の据わったビールが・・・
こんなにノスタルジックな甘酸っぱさが気持ちいいビールが・・・
こんなにカスケードホップの香りと酵母のエステル香が見事に調和したビールが・・・
コンビニで買えて、日々エンジョイすることができるなんて・・・わし、昇天します
今すぐ買いに行きましょう 絶対に損させません お近くの店舗はこちらで調べてください↓
サークルKサンクス 店舗案内
http://sp.chizumaru.com/dbh/200080/top.aspx?account=200080&accmd=0
さて、もう1本呑むか・・・
タグ:銀河高原ビール
宮島ビール 【ニューフェイス】 [日本のクラフトビール]
布教活動(ビールのね)の甲斐あって,最近猫背の周囲のそれまでアンチビール派だったり「ビールは飲むけど地ビールは…」派だったりした人たちが,少しずつビール,特に日本のクラフトビールの素晴らしさをわかってきてくれています
そんな中の一人,ゴリゴリの日本酒党で最近ビールに開眼した(させた)同僚からこんないただきものをしました。
広島で2010年に最近営業を始めた「宮島ビール」
自分が呑む用とは別にわざわざ猫背用を買ってきてくれたみたいです。いや~実に嬉しいです タダでビールが呑めることと同じぐらい,ビールのんまさがこの同僚に浸透していることが。
ん,よく見るとボトルの背丈が違うではありませんか。明らかに右のほうがのっぽだ。開けてみると・・・
何と右はナギサでした笑 「新大阪の駅でみかけたから一本はこれにしてみた」と,オリジナルギフトにしてくれたみたいです。もともとあった一本はまあおそらく今頃同僚の肝臓で分解されていることでしょう。ちなみにこの同僚はあっしがナギサ好きであることも、あっしがこんなマニアなブログやってることも知りません笑
そんな同僚の心遣いに感謝しながらいただきま~す
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
宮島ビールが現在出しているビールはいわゆる「レーベルビール」です。簡単に言うと,他社が作ったビールを買い,自社のラベルを貼って販売する,という仕組みです。
「何で自分のところで造らないんだ!?宮島で作ってこそ宮島ビールだろ!」という至極まっとうな疑問に猫背なりにお答えします。
いろんな人から聞いた話を総合すると,宮島ビールは醸造技術を持った人が宮島で醸造した自社のビールを販売するために開業されました。ですが,何せ世界的観光地の宮島です。建築物にいろいろな制限があるらしく,醸造所の建築認可が下りなかったらしいです。そこでしばらくはレーベルビールを販売する形で営業を続け,いずれは自社のビールに切り替えたいという願いがあるようです。
宮島ビールは珍しいことに,缶と瓶で生産元が違うみたいです。さらに、瓶にも二種類あって、それも生産元が違います。HP見てもいまいち全体像がつかめませんが、まあいろいろ楽しめそうなのでよしとしましょう
広島駅の中のあちこちにありますよ~。ぜひご賞味ください
宮島ビール
http://www.miyajima-beer.com/
そんな中の一人,ゴリゴリの日本酒党で最近ビールに開眼した(させた)同僚からこんないただきものをしました。
広島で2010年に最近営業を始めた「宮島ビール」
自分が呑む用とは別にわざわざ猫背用を買ってきてくれたみたいです。いや~実に嬉しいです タダでビールが呑めることと同じぐらい,ビールのんまさがこの同僚に浸透していることが。
ん,よく見るとボトルの背丈が違うではありませんか。明らかに右のほうがのっぽだ。開けてみると・・・
何と右はナギサでした笑 「新大阪の駅でみかけたから一本はこれにしてみた」と,オリジナルギフトにしてくれたみたいです。もともとあった一本はまあおそらく今頃同僚の肝臓で分解されていることでしょう。ちなみにこの同僚はあっしがナギサ好きであることも、あっしがこんなマニアなブログやってることも知りません笑
そんな同僚の心遣いに感謝しながらいただきま~す
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宮島ビールが現在出しているビールはいわゆる「レーベルビール」です。簡単に言うと,他社が作ったビールを買い,自社のラベルを貼って販売する,という仕組みです。
「何で自分のところで造らないんだ!?宮島で作ってこそ宮島ビールだろ!」という至極まっとうな疑問に猫背なりにお答えします。
いろんな人から聞いた話を総合すると,宮島ビールは醸造技術を持った人が宮島で醸造した自社のビールを販売するために開業されました。ですが,何せ世界的観光地の宮島です。建築物にいろいろな制限があるらしく,醸造所の建築認可が下りなかったらしいです。そこでしばらくはレーベルビールを販売する形で営業を続け,いずれは自社のビールに切り替えたいという願いがあるようです。
宮島ビールは珍しいことに,缶と瓶で生産元が違うみたいです。さらに、瓶にも二種類あって、それも生産元が違います。HP見てもいまいち全体像がつかめませんが、まあいろいろ楽しめそうなのでよしとしましょう
広島駅の中のあちこちにありますよ~。ぜひご賞味ください
宮島ビール
http://www.miyajima-beer.com/
タグ:宮島ビール
宮崎ひでじビール スピリッツエール 【焼酎酵母で醸したビール】 [日本のクラフトビール]
「スピリッツ」
この言葉から中学校の時は週刊の漫画誌を連想し、大学の頃はニルヴァーナの名曲を連想していた猫背が、今ではほぼ条件反射で「蒸留酒」を連想するようになりました。成長でしょうか、退歩でしょうか。
宮崎ひでじビールの5月の限定ビール、スピリッツエール
このビールはなんと、ビール酵母ではなく焼酎酵母で醸造されたビールなのです
焼酎は蒸留酒であるが故に「スピリッツ」の名前が冠されているのかと思いきや、ひでじビールから送られてきたビール紹介には「スピリッツには、『焼酎』のほかに『魂』という意味があります。」との解説が。なるほど。魂のエール
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
使う酵母が変われば出来上がるビールも変わります。いろんなところが変わります。このひでじビールのスピリッツエールについては、以下が一般的なビールとの顕著な違いだとあっしは感じました。あくまでも猫背的主観ですよ。
① アテニュエーション
簡単に言えば、「泡」です。ビールにはおなじみの泡。あれは酵母が発酵過程で出す二酸化炭素なのです。
細かい話になりますが、一回目の発酵(主発酵)の時に出る二酸化炭素は量が多すぎるので、大気中に逃がしてしまいます。
その後熟成タンクの中で行われる二回目の発酵の時に出るものは外に放出せず、ビールの中に溶け込ませます。その二酸化炭素がグラスに注がれた際にビールから解放されて、シュワワワ~というビールならではの美しい光景と爽快感をもたらしてくれるのです
このスピリッツエールに使われた酵母はその「発泡」という点ではややおとなしい性格のようです。グラスを立ち上る泡は普通のビールよりはあきらかに控えめ。グラスの上にできる泡の冠も比較的早く消えていきます。語弊を恐れず言えば、泡もちは決してよくありません。
発泡の少ないビールは普通どう感じるか。泡に由来する刺激と爽快感がないぶんだけ重く、そして甘ったるさを余計に感じてしまいます。
ですが、そこはさすがひでじビール。どのビールを呑んでも感じられる抜群のキレの良さはこのスピリッツエールでも健在です 甘さもそこそこ感じるのですが、全くしつこくない。サーっと消えて行って、ビール特有の爽快感とキラキラ感が実に心地よいです。いや~これは参りました。妙技の為せるワザとしかいいようがありません
泡はビールの必須条件だという固定観念を華麗にぶちこわしてくれます。
② 香り
酵母は一般的に、発酵させる温度が高いほど香気成分を盛大に発生します。低温で発酵させるラガー(下面発酵)ビールよりも比較的高温で発酵させるエール(上面発酵)ビールのほうが香りを強く感じるのはそういう理由によるものです。
そのエールビールでも発酵温度はだいたい25度くらい。ですがこのスピリッツエールの酵母はなんと30度以上という高い温度で発酵させられてます 熱いと元気になるTUBEみたいな酵母です。
そんなわけで香りは実に華やか。ホップの香りも感じますが、酵母由来の香りが支配的。雨に濡れた花のような、しっとりとした濃醇な芳香が長くエンジョイできます
ナギサビール ゴールデンエール 【夏を先取り♪】 [日本のクラフトビール]
どうも最近酔っぱらうためだけにビールを呑むことが多い猫背です。この1ヶ月半のストレスは如何ともしがたい・・・
そんな猫背の曇り空を吹き飛ばしてくれる、初夏の風が届きました
ナギサビールの限定醸造・ゴールデンエール
いや~ゴールデンエール大好きの猫背にはたまらんです
日本のあちこちの醸造所がゴールデンエールを造っていますが、どれもこれも実にんまい。さあ、ナギサゴールデンはいかに
いただきま~す。最近まともにテイスティングしてなかったので、やや評価力は衰えてます、たぶん。がんばります
ナギサペールエール同様の甘い綿菓子のような香り。カスケードと思われるホップの香りが控えめに香り、心地よく締まったアロマを演出しています
呑む。酸味とホップの苦味は実に控えめ。もっとも、ナギサの他の2つのビール(アメリカンウィート、ペールエール)に比べると酸味は強いと思われますが。
苦味も酸味も控えめなのだけど、すごくよくバランスしていて、存在感十分です この「控えめでバランス」することほどビール醸造で難しいことはないのではないかと、素人ながらに思っております。
日本人は、ビールに含まれる控えめな特徴を感じとる能力が非常に高いのだろうと思われます。だって、世界的に見ればたぶん誤差の範囲内にすぎない一番搾りとプレミアムモルツの違いをものの見事に感じ取って、普段呑みのレベルでも「俺はプレモル!」「わしゃ一番搾りかのう…」って選んで呑んでるわけですから。
ナギサが同じ小麦ビールでもヴァイツェンではなくてアメリカンウィートを造っていることについて、「繊細な味覚を感じとることができる日本人には、ヴァイツェンよりもアメリカンウィートのほうが好まれるのではないか」ということを醸造士さんが実際におっしゃられています。このゴールデンエールはそんなナギサイズムのある意味看板的な存在かもしれませんね。他の2種類と同様に、何杯でも呑める。呑みつかれない
後味に感じられる、エール麦芽に由来すると思われるほっこりとした麦感がまた何ともナギサらしい。一般的なゴールデンエールの特徴である刺激や爽快感だけではなく、落ち着きや優しさみたいなものも、ゆったりと楽しめます。
炎天下でぐびっとやってプハー、という一般的なゴールデンエールのカタルシスとは違った、春~初夏がお似合いのビール。包むような春の温かさとともにエンジョイしたいビールです
そんな猫背の曇り空を吹き飛ばしてくれる、初夏の風が届きました
ナギサビールの限定醸造・ゴールデンエール
いや~ゴールデンエール大好きの猫背にはたまらんです
日本のあちこちの醸造所がゴールデンエールを造っていますが、どれもこれも実にんまい。さあ、ナギサゴールデンはいかに
いただきま~す。最近まともにテイスティングしてなかったので、やや評価力は衰えてます、たぶん。がんばります
ナギサペールエール同様の甘い綿菓子のような香り。カスケードと思われるホップの香りが控えめに香り、心地よく締まったアロマを演出しています
呑む。酸味とホップの苦味は実に控えめ。もっとも、ナギサの他の2つのビール(アメリカンウィート、ペールエール)に比べると酸味は強いと思われますが。
苦味も酸味も控えめなのだけど、すごくよくバランスしていて、存在感十分です この「控えめでバランス」することほどビール醸造で難しいことはないのではないかと、素人ながらに思っております。
日本人は、ビールに含まれる控えめな特徴を感じとる能力が非常に高いのだろうと思われます。だって、世界的に見ればたぶん誤差の範囲内にすぎない一番搾りとプレミアムモルツの違いをものの見事に感じ取って、普段呑みのレベルでも「俺はプレモル!」「わしゃ一番搾りかのう…」って選んで呑んでるわけですから。
ナギサが同じ小麦ビールでもヴァイツェンではなくてアメリカンウィートを造っていることについて、「繊細な味覚を感じとることができる日本人には、ヴァイツェンよりもアメリカンウィートのほうが好まれるのではないか」ということを醸造士さんが実際におっしゃられています。このゴールデンエールはそんなナギサイズムのある意味看板的な存在かもしれませんね。他の2種類と同様に、何杯でも呑める。呑みつかれない
後味に感じられる、エール麦芽に由来すると思われるほっこりとした麦感がまた何ともナギサらしい。一般的なゴールデンエールの特徴である刺激や爽快感だけではなく、落ち着きや優しさみたいなものも、ゆったりと楽しめます。
炎天下でぐびっとやってプハー、という一般的なゴールデンエールのカタルシスとは違った、春~初夏がお似合いのビール。包むような春の温かさとともにエンジョイしたいビールです
タグ:ナギサビール
【頑張れ福島】猪苗代地ビール ラオホ 【I love 福島】 [日本のクラフトビール]
猪苗代ビール・ラオホ
その名の通り福島県は猪苗代湖畔にある醸造所、猪苗代ビールのラオホ(燻製ビール)です
東北新幹線も開通したことだし、現地に行って呑みたかったのですが、猫背のスケジュール的に無理でした。。。
なので、前に行った時の記事をご覧ください↓
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03
猫背はラオホがあまり得意ではなかったのですが、この猪苗代ビールのラオホにすっかり洗脳されました 以来現地に行けば必ず呑むし、こうして通販でも買うようになりました。
ラオホはどうしても燻製香が強く感じられて、後味に長~く残ってしまうのですが、この猪苗代ラオホは燻製香が実におだやか。呑み飽きないし、呑み疲れない。ラオホの入口としても、普段呑みのビールとしても実に美味なビールです
3月11日の地震で猪苗代ビールも操業をいったん停止したのですが、既に醸造もレストランの営業も再開しています。今呑んでるこのビールも再開後に通販したものです。
でもやっぱり、現地で呑みたかった…仕事なければ明日にでも行くのに(T_T)
前に行った時の写真です。磐梯山を肴にんまいビールが呑めます
行けない猫背の代わりに皆さん行ってください 行くのが無理なら通販しましょう 気持ちではなく行動で応援
猪苗代ビール 通販のページ
http://www.g-select.info/user_data/beer.php
猪苗代ビールHP
http://www.world-glassware.com/beer/
タグ:猪苗代地ビール
ベアレンビール メルツェン【復興支援ビール】 [日本のクラフトビール]
先日ご紹介しました盛岡市のベアレンビールが送る、震災復興支援ビール、メルツェンです
香ばしい焙煎香にイチゴのようなほのかなモルトの甘味が絶妙にマッチしとります。昨年秋にアサヒがつくったメルツェンよりはるかに飲みごたえあります。
でも、ホップの苦味をやや強めに残しているから、普段スーパードライとか一番搾りとかしか呑まない人でもしっかりエンジョイできるビールです
「メルツェン」って言葉は英語で言うところのMarch、つまり「3月」の意味です。
昔は冷房設備がなかったために夏場にはビール醸造ができなかったので、3月がビール醸造の限界だったそうです。その3月に仕込んだビールをメルツェンと呼び、半年の間熟成して10月の「オクトーバーフェスト」でふるまう、というのが本場ドイツでの流儀なのですが。
日本は日本の3月を 大事にしよう、そんなメッセージを込めてあえて今メルツェンを出したのかな、とか思いました。
限定醸造ビールなのですが、まだ買えるようです↓
ベアレンHP
http://baeren.jp/merzen.shtml
1本あたり10円が義援金として寄付されます。というか、ベアレンビール自体がこの震災で直接の被害を受けている醸造所です。ベアレンビールへの応援の意味も込めて、皆さん買って呑んでください
(以下4/15追記)
すみません、どうやらもう在庫がなくなってしまってるようです・・・
タグ:ベアレン
【がんばろう岩手】ベアレンビール メルツェン【復興支援ビール】 [日本のクラフトビール]
今回は急ぎの報告です。
岩手県の醸造所,ベアレンビールが復興支援チャリティビールとして,限定ビール「メルツェン」を販売しています
もちろん通販できます 詳細は↓をごらんくださいませ。
http://baeren.jp/merzen.shtml
「メルツェン」って聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。アサヒが昨年秋ごろに限定で造った,あれですよ。
売り上げ1本あたり10円が義援金として寄付されるそうです。猫背もさっそく数本注文しました。まだ届いてないので詳細のレポートはまた後日m(_ _)m
岩手県の醸造所,ベアレンビールが復興支援チャリティビールとして,限定ビール「メルツェン」を販売しています
もちろん通販できます 詳細は↓をごらんくださいませ。
http://baeren.jp/merzen.shtml
「メルツェン」って聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。アサヒが昨年秋ごろに限定で造った,あれですよ。
売り上げ1本あたり10円が義援金として寄付されるそうです。猫背もさっそく数本注文しました。まだ届いてないので詳細のレポートはまた後日m(_ _)m
タグ:ベアレン