飛騨高山麦酒 ピルセナー 【世界に誇る飛騨のビール】 [日本のクラフトビール]
飛騨高山麦酒 ピルセナー
スパイシーなホップの香りにまじって甘い麦芽の香り。んんん~ヘブン 口に含むとやわらかくふくらみ、程よい炭酸の刺激が実に心地よい。飲み込んだ瞬間鼻の奥にマスカットのような甘酸っぱい香りがほのかに。と思ったらそこからは太く心地よい苦味がいつまでもいつまでも舌の奥に喉に・・・五感が刺激されまくっとります
いくら呑んでも飽きません 500mlというやや多めの量も全く気になりません。あっと言う間に呑みきってしまいました。もっと買っとけばよかった・・・
いや~こいつはすごい ブログ名変更します。こいつぁすごい。ビットブルガーの樽生呑んだ時に匹敵するインパクト。しかも瓶で。しかも日本のビールですよ。世界に誇ろう、日本の地ビール
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この飛騨高山ピルセナー、缶は呑んだことあるのですが、瓶は初めてです。ピルセナーのほかにはヴァイツェン、ペールエール、ダークエール、スタウトが通年醸造で、その他には季節ビールが多数。中には10%の高アルコールビールなんてのもあります。
日本に数あるクラフトビールの中でも「幻の名品」の名にもっともふさわしいのがこの「飛騨高山麦酒」だと思います。受賞歴は数知れず。あっしのビールの師匠も絶賛。名実ともに日本最高峰のビールを醸していると言っていい醸造所なのですが・・・
あまり見かけません 呑み屋でも、酒屋でも。
その名の通り岐阜県高山市の醸造所。年間の醸造量は70キロリットル。決して少ないわけではないのですが。
とにかく出会わない。生をレギュラーで呑める店はまだ1軒しか知りません。ちなみにその1軒は、名古屋市にある「濱匠」という串焼きの店です。名古屋市内に何店かありますが、広小路通店では常時3種類の飛騨高山麦酒樽生が呑めます
瓶にいたってはあっしが関東に住んでいることもあってか、まずお目にかかることはない。今日いただいてるピルセナーはたまたま寄った船橋東武で偶然出会い、捕獲したものです。百貨店の酒販コーナーはマメにチェックする価値ありですよ。「何故ここにこのビールが」みたいなミラクルが年に数回あります。あ、名古屋高島屋の地下には飛騨高山の缶(ピルスナー、ヴァイツェン)がおいてあります
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飛騨高山麦酒は肩書きがおもしろい。だって「農業法人」ですよ。つまり、農家がやってる家庭醸造所ということです。
飛騨牛の畜産家である安土さんが、ビールの原材料となる麦汁を漉し取った後の麦殻が牛の飼料になることに注目し、循環型農業の実現を目指して醸造を開始したのが1996年。それも醸造開始当初はスリランカから醸造技師を招いて、6年半もの間師事して英国風ビールの醸造を学んだという熱の入れよう。
スリランカ人技師が帰国した後でもその技術を忠実に受け継ぎ、実にんまいビールを醸し続けています。その実力は数え切れないほどの受賞歴から察する通りです。
名前の横に並んでいる金色銀色が受賞歴を示してます。ものすごい数です~ 豪快なピンボケはどうかご容赦ください笑
こうやって農家が醸造に携わるってのはベルギーではよく見られるスタイルですね。いわゆる「セゾンビール」にはこういう家庭醸造所が多いです。
日本ももっともっとこういう農家が増えればいいのになあ、と口で言うのは簡単ですよね。醸造を開始してそれを軌道に乗せるまでには並々ならぬ苦労があったことと思われます。
これからもいつまでもいつまでもこの味を守っていただきたいです。心からそう思います
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【ビール情報】
飛騨高山麦酒 ピルセナー
原材料 麦芽、ホップ
Alc. 5%
【醸造所情報】
農業法人飛騨高山麦酒
岐阜県高山市松本町999
0577-35-0365
【URL】
飛騨高山麦酒
http://www.hidatakayamabeer.co.jp/
濱匠 広小路通店
http://r.gnavi.co.jp/n128803/menu1.htm
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