八ヶ岳地ビール タッチダウン [現地に突撃♪]
八ヶ岳地ビール タッチダウン
うひょ~!!行ってきましたよ~!!
夢にまで見た山梨県清里、萌木の村・ROCK 山田一巳さんのビールを呑みに行きました
山田一巳さんはあっしが溺愛するハートランドやキリンの名盤一番搾りなど、数々のキリンのビール醸造に携わってきた方で、キリンを定年退職された後に清里でビールを作っている、まさに日本を代表するビール職人さんです
そんな山田さんのビールを呑むためならば、そりゃ季節なんて関係ありませんって。冬の清里が北風ピュ~ピュ~であろうとも、氷点下の極寒であろうとも、雪が積もっていようとも・・・
いや~寒かったorz この時期に行こうと思っている方、かなり厚着していってください。
ちなみにアクセスは以下のどっちかでしょうね。
① 中央線で小淵沢→小海線(約20分)→清里→徒歩(約5分)→到着
② 長野新幹線で佐久平→小海線(約90分)→清里→徒歩(約5分)→到着
何にせよそんなに遠くはありません。是非行ってください~。
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というわけで着きましたブルーパブレストラン・ROCK
着いたのが夕方5時すぎだったので、お客さんはさすがに少なかったです。そりゃ冬だし観光客も少ないよな~と思っていたら。
6時を過ぎたあたりから続々と集まってまいりました、お客さん。素晴らしい。医師に国境なし。ビールに季節なし
ところで、先に謝っておきます。今回写真がどれもひどいですorz 夜はやはりデジカメぢゃなきゃ・・・以後気をつけます
レストランの中はかなり広いです。コンサートのイベントなんかも行われるみたいです。ここにめいっぱいお客さんが入って、イカした音楽とんまいビールと・・・たまらんッスな
すいません、妄想しました。あっしの目的は音楽ではありません。ビールです
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いただきま~す
まずはピルスナー。麦芽100%とは思えないほどのすっきりテイスト&くっきり苦味。王道です
次は清里ラガー。HPによると「気まぐれ醸造」らしいです笑 いや~あってよかった。ラッキーラッキー。
色はピルスナーより若干濃いです。飲み口もピルスナーよりはやや重め。麦芽の甘さとホップの苦味とがはっきり感じられて実に芳醇。
だからてっきりこれも麦芽100%かと思ったらなんと、米とコーンスターチを副原料に使っているみたいです!!いや~、「副原料を使ったビール=軽いビール」なんていう固定観念が見事に蹴散らされました。参りました。
ちなみに同行したあっしの友人はこの清里ラガーをえらく気に入っていました。「甘い~」と感激しながら何杯も呑んでましたよ。
で、デュンケル。いや~これは意表つかれました。
一般的なデュンケルよりはかなり色も薄いし、飲み口も軽いです。ローストした麦芽の甘味を強調しているのではなくて、あくまでも呑みやすさを念頭においている感じ。呑み飽きてしまうような甘ったるさは皆無です
このあたり、山田さんのポリシーを感じます。
著書の中で「呑み飽きてしまうようなビールはいけない」という趣旨のことを言われていたのだけど、それを一番わかりやすく具現化しているのがこのデュンケルなのだと思います。
秋冬限定醸造のアルト。タッチダウンビールの中で唯一の上面発酵。まあそれはいいとして・・・
んまい これ大好き 今まで呑んだアルトの中でこれ一番好きかも
麦!甘い!やわらかい!ビスケット食べてる感じ。これは文字にできません。今ここを読んでいるあなた、必ず呑んでください。30日以内に呑まないと(略
んで最後にボック。このビールだけグラスが違います。手で全体を覆うルネッサ~ンス型のグラス それが何を意味するか。そう。「手であたためながらゆっくり呑んでくださ~い」ということです。
アルコール度数は7%。でも、度数以上に存在感あります。麦芽の濃厚なフレーバーと甘いブランデーのような香りがたまらんッス。それにしてもいろんなビール作ってるなあ。その守備範囲の広さに脱帽です
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というわけで、二人で5時からラストオーダーまで居座り続け、呑み続けました。それくらい呑めてしまうんです、タッチダウンは!!
ちなみにレシートはこんな感じです。
二人で20000円。いや~呑んだ呑んだ。最後のほうの清里ラガー連チャンはあっしの友人がやらかしたものです笑 これだけ呑んでも全く飽きる気配なかったですよ
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ROCKは店員さんも実にフレンドリー。途中でマシュマロくれたり・・・
レストラン内にある暖炉で暖めて食べると実に美味
酒飲みにマシュマロは暴挙ではなくて理にかなってますよ。アルコールを分解するために肝臓で大量に糖分が消費されるので、糖分を補うのは大事なことなのです。糖分が不足するとあの底無しの吐き気に襲われるのですよ。くわばらくわばら。
で、滞在3時間を過ぎた頃に「あの客はまだ呑むぞ」と判断されたようで・・・
ナッツ&万力を持ってきてくれました。もちろんサービスです このナッツ、むちゃくちゃんまかった!!レストラン内の売店で売ってるので、行った人はぜひご賞味あれ。というか万力でナッツを割る作業が楽しい。まあここまでヘベレケになると何やっても楽しいのですが。
で、ラストオーダーまでたらふく飲み食いして、会計すませてタクシー呼ぼうと思ったら、店員さんが・・・
「どこのホテルですか?車で送りますよ」
生まれて初めてです。店の方が送ってくれるなんて・・・感謝感激
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というわけでえらく長い時間居ましたが、これだけ呑んでも全っっったく呑み飽きません あ~これが山田さんの求めているビールなのか、と身をもって実感しました
芯があるのにでしゃばらない。華やかなのにおしとやか。あくまでも楽しい会話の、美味な食事の、愉快な笑いの潤滑油に徹しようとしているその一歩引いた感じがたまらないです
う~んまた行こう
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【醸造所情報】
八ヶ岳地ビール
〒407-0301山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村株式会社
TEL:0551-48-3522
【アクセス】
JR小海線清里駅より徒歩5分
【URL】
http://www.moeginomura.co.jp/ROCK/beer.html
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以下、ビールとは関係ない写真達で~す。
↑小海線
↑清里駅
↑雪景色
↑小海線の駅とリバティエール
↑最高地点のリバティエール
↑お世話になったペンション・雅樹雅(あじゅが)の犬、コスモ♀
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