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タナバタビアフェスタ☆トヤマ 【地ビールが街と溶けあった日】 [ビアフェス]

「もっと光を」 ゲーテ

「少年よ、大志を抱け」 クラーク

「ビアフェスは客よりスタッフが楽しい」 猫背


という名言を残した猫背ですが、今回は珍しく客として行ってまいりました。タナバタビアフェスタ☆トヤマ[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


埼玉在住の猫背的には全然遠くありませんよ、富山は。新幹線で越後湯沢まで行って、そこからは北陸の主役↓

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はくたかで富山まで[電車] 大宮から富山でちょうど3時間。余裕です。んでも、ビアフェスのためだけにわざわざ3時間もの時間と交通費をかけるのはなぜか、と。その答えは…


「そこにビールがあるから」

「トヤマのフェスは楽しいよ~!」

「いいよ、トヤマ♪」


という声を実際に行ったことのある人から何度も聞いたことがあったのです。そこまで好評のイベントならばこりゃ行ってみなければ[exclamation]


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越後湯沢発12時39分のはくたかに乗り・・・

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前哨戦[ビール] ちなみに車内で売ってるビールではございません。大宮で買っていきました。

そして2時39分、富山駅着。と同時に…



雨orz

トヤマはアーケードの下で行われる半屋外のイベントなので、まあ雨でも心配はないのですが、あまりうれしいものぢゃない[あせあせ(飛び散る汗)]


そして、路面電車に乗り…

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すいません、人が微妙に入ってしまいましたorz

会場へ。こんな感じの場所です。

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すいません、カメラ構えたらたまたま通りかかった堀内恒夫でした[あせあせ(飛び散る汗)] 富山が地元なんですね~。後部座席でふんぞりかえってました笑

あらためて、こんな感じです。

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ガラス張りのシャレオツアーケードのもとに広がる麦酒ドリーム。期待が高まります[グッド(上向き矢印)] いざ会場に突入[exclamation×2]

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いや~、すんごい人出でした[exclamation] 広さはどれくらいかなあ、サッカーのグラウンド半面分より少し狭いぐらいかなあ。決して広くはないのですが、予想以上の人の群れ[ぴかぴか(新しい)]

あっしは3時半くらいから結局9時前まで居たのですが、夜になるにつれて人は増える一方。雨なんかまるで関係のない大盛況でした[るんるん]


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さっそくいただきま~す[ビール][ぴかぴか(新しい)]

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1杯目は飛騨高山麦酒のピルセナー。なんだまた結局飛騨か、猫背は。ええ飛騨ですとも。んでも今回のは価値が違いすぎます。醸造士の高橋さんに直々にサーブしていただけるからです[るんるん]

いや~いつかお会いしたいなあと思ってはいたのですが、実際お会いしてみたら想像以上に若い方で驚きました。このあとヴァイツェン、カルミナと計3回サーブしていただいたのですが、緊張のあまりほとんど会話できず[あせあせ(飛び散る汗)] 情けない…orz


その後は北陸地方の醸造所のビールを中心にあれこれ・・・

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このイベントはビールのグラスがビアフェスでおなじみの小さいグラスではなく、それなりの量(150~200mlぐらいかなあ)が入るカップなので、試飲という感じではなく、しっかり飲めるのが実にうれしい[るんるん]

この大きさのカップを使うデメリットも運営側からすればあるにはあるのでしょうが、まあ客からすれば大歓迎でしょう。


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そして、会場にはそれなりの数のベンチとテーブル。

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そう、座って呑めるのです。なんだそんなの当たり前ぢゃないか、と思われるかもしれませんが、立って呑むのがスタンダードな現在ビアフェス事情の中では、このベンチとテーブルは特筆すべき大きな特徴なのですよ[ぴかぴか(新しい)] 前述のカップといい、このベンチ&テーブルといい、ビアフェスというよりは「お祭り」のほうがより近いイメージだと思います。

もちろんベンチとテーブルを並べることにもデメリットは絶対にあると思います。んでも何というか、どこまでも「お客さん志向」なのがありがたいですね[るんるん]


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そして、会場の出入りも自由。ほろ酔い気分になったら酔い醒ましに富山の町を散歩して、また呑みなおす、なんてことも自由にできます。そこであっしも晩飯時に会場を出て・・・

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トヤマブラック。ちなみにラーメンですよ。スタウトを彷彿とさせる超濃色のスープ[exclamation] 思わずビールが欲しくなる強烈なしょっぱさ[exclamation×2] ビールのために生まれてきたと言っても過言で(略





あ゛~しょっぱかったorz


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その他特筆すべきはやはり「フードの充実」でしょうな[ぴかぴか(新しい)] 地元の飲食店の出店が数点並んでいました。もちろん地元の名物ばかり。といっても呑み専門の猫背は何も食べませんでしたが・・・すいません、来年はいただきます[あせあせ(飛び散る汗)]

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その場で揚げてくれてます。この躍動感だけでビール3杯いけます。もうほんと、夏祭り!って感じてすな[グッド(上向き矢印)]


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そして何より、地元を豪快に巻き込んだビアフェスであること。これこそがトヤマのトヤマたる所以でしょうな[ぴかぴか(新しい)]

会場となったアーケードの両側にはもちろんいろいろな店が並んでいるのですが、


「ビール持込オッケーのとんかつ屋さん」だとか

「店の前のテーブルにビール持って座っていいスタバ」だとか


ビアフェスとの連携が実によろしい[ぴかぴか(新しい)] 運営スタッフももちろん地元の人たち。富山大学の学生がいっぱい働いていました。

そしてお客さんもほとんどが地元の人。それもいわゆるビールファンではなさそうな人。当たり前と言えば当たり前のですが、クラフトビールのイベントではなかなかないことです[るんるん]

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買い物帰りの夫婦が買い物袋抱えてビールを一杯

通りすがりと思われるおじいちゃんがふらりと立ちよってビールを一杯

地元のお父さんが地元のお父さんに息子を紹介


とか、今までのビアフェスではまず見かけられない光景がいろいろとみられました[わーい(嬉しい顔)]


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地元のお祭りと町並みの中に、まるで空気のように自然にクラフトビールが溶け込んだ,そんな空間でした[るんるん]

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クラフトビールを呑みに行くというビアフェス特有の非日常性を、通りかかったらクラフトビールがある、という日常に見事に昇華させています。ゆったりとした人の流れと時間の移り変わりを五感で感じながら、珠玉の麦酒達を楽しむことができました[るんるん]



帰りぎわに会場の前で,自転車を押した地元の若者達が


「こういうビアフェスもいいなあ」

「一杯ひっかけていく?」

「いや、今日はいいかなあ」


きっと彼らも来年は,この会場でクラフトビールの世界にどっぷりと浸ってくれていることでしょう[るんるん]

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地ビールフェスタ in ひろしま 2009 【隊長の1日】 [ビアフェス]

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がっつり働いてまいりました[手(チョキ)]

というわけで先にお断りしておきます。


写真は一枚も撮っとりません。えへん。


あと、やや固有名詞(人名)的なものが多いです。マニアや一部の知り合いにしかわからない記事は絶対に書かない!と誓っていたのですが、今回のフェスの中でのあっしの位置づけ上、触れないわけにいかない人が数名おられるのです笑



過去に数回ビアフェスのボランティアスタッフはしたことあるのですが、これまでは会場の設営やサービングの仕事が中心でした。が、今回いただいた仕事はなんと・・・




アトバイザー[ぴかぴか(新しい)] ちなみに日本のビアフェスでは初めてみたいです。非常に地味な日本初ですみません[あせあせ(飛び散る汗)]


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話は1ヶ月ほど遡ります。広島フェスの主催者であるビアバー、ゴールデンガーデン(以下GG)で呑んでおったのですが。そこでスタッフからボランティア参加を持ちかけられまして。もともと客として行く予定だったのですが、「ビアフェスは客より働く側が楽しい」の信念の元、ボランティア参戦をすることにしました。

そして後日、当日の仕事が「アドバイザー」であることが伝えられました。

「広島のお客さんはまだビールについてあまり詳しくない人が多いので、そういった人にわかりやすくビールの醸造法や特徴、楽しさを伝えられる人を会場に数人配置したい」とのこと。で、そのうちの一人に選んでいただいたというわけです。いや~大役です[あせあせ(飛び散る汗)] 白羽の矢が10本くらい束になって飛んできたようなもんです。


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それにしても、実に素晴らしいコンセプトではありませんか[ぴかぴか(新しい)] ビールに詳しくない人に優しいビアフェス。

もやしもん8巻で酷評されとりましたが、どうしてもビアフェスはマニアや固定客の集会、みたいになってしまいがちです。さらにビールファンは皆驚くほどフットワークが軽い人ばかりなので、全国どこにでも知り合いがいる笑 だから集会にならざるを得ないというのが現状です。

もちろんそういう熱いファン達の力で日本の地ビールがここまでやってきたことは紛れもない事実だし、これからもそうでありつづけると思います。

でもやはり傍から見ると地ビールやそのファンの世界は、「閉鎖的」の謗りは免れないところでしょう。「深める」ことも大事だけど、「広める」ほうに意識を向けることも大事なのでは、と常々思っとりました。


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そんなあっしの麦酒伝道師たる使命を、こんなに具体的に遂行できる場はかつてありません[手(グー)]

フェス当日までの数週間、かなり準備しましたよ~。出展される醸造所のHPをくまなく読みあさり、地ビールガイドで普段造っているビールの種類をチェックして、出展されるビールの銘柄が決まったらそれをスタイル別に分類し、お客さんに見やすいように・・・と、あれこれやっておりました。まあアドバイザーの仕事のため、というよりはただ単に好きだからやっているだけなのですが。 何より、「予習」の名目で呑める[ビール]




しかし、ただ一つ問題が。フェス当日、「お客さんがアドバイザーを一目見てわかるようにするために」と配布されたのが・・・




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『盛り上げ隊長』のタスキ。間違いなく東急ハンズの宴会グッズコーナーからやってきたのでしょう。盛り上げ隊長って・・・orz 『宴会部長』とか『エロ社長』ぢゃなくてよかったと考えるべきなのでしょうか[たらーっ(汗)]


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そして昼12時、いよいよ「地ビールフェスタ in ひろしま 2009」スタート[exclamation] 開場と同時にどっと押し寄せる人波!どいつもこいつも昼から呑みよって~!!こちとら午前から呑んでるぜ[exclamation×2] んん~美しきヘベレケの世界。

はっ、そうだ、あっしは盛り上、いや、アドバイザーだ!広島の人たちに美しき麦酒の世界を伝えるためにウソついて仕事休んで(略

さあお客さん、どんどんあっしに聞いてくれ[exclamation] ビールの種類のこと、醸造法のこと、酵母のこと・・・




え~、開始10分間、誰にも声をかけてもらえませんでしたorz

『盛り上げ隊長』のタスキをかけた男がにぎわう会場を所在無く右往左往している画は、さぞかし絶景だったことでしょう。

いかん、このままでは変質者だ。警察沙汰になる前に、盛り上げ隊長ではなくアドバイザーであることを認識してもらわねば[exclamation]

というわけで攻撃開始。こちらからお客さんのほうに飛び込んでいくことにしました笑 押しかけアトバイザー猫背誕生。あっしと絡んでいただいたお客様、そのたびはどうもありがとうございましたm(_ _)m


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以下、印象に残った質問です~。

「おすすめはどれですか?」
やはりこの質問が一番多かったですね~。逆にあっしからもお客さんに「どれがんまかった?」と聞くことも多かったんですが、城端ビールのグランブルー(レモンを使ったさわやかビール)を挙げる人がとにかく多かった[グッド(上向き矢印)] ちなみに城端ビールは全ての樽が完売してましたね、あっぱれ[ぴかぴか(新しい)]


「ヴァイツェンいいですよね~」
この声、ほんと多かったです。日本人はてっきりヴァイツェンは苦手な人が大多数かと思ってたのですが。というかヴァイツェン好きだからこういうフェスに来ているという説もありますが。今回のフェスはヴァイツェンがかなりの数で出展されていたので、ファンにはたまらなかったでしょうね~[るんるん]

もちろんあっしも仕事の隙を見て呑んでました。最初はタスキを取って呑んでたのですが、途中から面倒くさくなってきて、タスキかけたままグラス持って呑んで回ってました。すみません。


「ケルシュって何ですか?」
ドイツのケルンという町の・・・って、そりゃケルシュって書いてるだけぢゃ何もわかりませんよね。


「スタウトとシュバルツって似てますよね。」
スタウトは上面発酵酵母を用いて、シュバルツは下面発酵酵母で・・・というあっしのウンチクを嫌がらず楽しそうに聴いてくれました(T_T) 普段の飲み会でこんな話したらどん引きされるだけですからねorz


「このスタウトはギネスのスタウトとは違うんですか?」
お~こりゃまたなかなか専門的な質問ですね~。広島はビール(洋邦問わず)の浸透度合いはそれほど高くないと思っていたのですが、普段からあれこれのビールを呑んでるお客さんが意外と多かったな、という印象でした。


「普段何の仕事してるんですか?」
盛り上げ隊長です[るんるん]


「隊長、面白いですね」
ちーんorz


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アドバイザーは全4人。GGのマスター&実行委員長の福本さん、GGスタッフのすぐる氏、ご存知ほそおかさん、そして猫背。ですが・・・


福本さんは運営にかかりっきり

すぐる氏は店のお客さんにかかりっきり

ほそおかさんは知り合いにかかりっきり笑


というわけで完全にニュートラルな立場で動けたのはあっしだけでした[あせあせ(飛び散る汗)] そりゃ奮起しましたよ~。5時間の開場時間のうち4時間を盛り、いや、アドバイザー任務に費やしました[パンチ]




フェスは5時で終了~。その後は片付け、そして待ちに待った、打ち上げ~[るんるん] これが目当てでボランティア参加したようなものですから。

醸造士さんもボランティアさんもみ~んな混ぜこぜに座って、フェスに出展されていた珠玉の麦酒達を、何とジョッキで乾杯~[ビール] んん~ゴージャス。

あっしはひでじビールのマギー審司、いや、片伯部さんや、吉備土手下麦酒の永原さん、ブルーマスターの加藤さんたちとテーブルをご一緒させていただき、実に楽しく過ごさせていただきました。こうやってブルワーさんたちと話をさせていただくたびに、あ~ビールは機械ぢゃなく人間が造るものなんだな~、と、手に握っている一杯にこもっている「ぬくもり」を強く感じます[ぴかぴか(新しい)]

造り手の「顔」がこんなにもはっきりと見える飲食物って、地ビールくらいなんぢゃないかなあ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【イベント情報】
地ビールフェスタ in ひろしま 2009
2009年9月6日 12:00~17:00
鯉城会館5階
前売券:3300円 当日券3800円


【関連記事】

地ビールフェスタ in ひろしま 2009 公式サイト
http://www.golden-garden.tv/beerfesta/index.html

本日、ビール日和。
http://www.beerbiyori.jp/index.html

地ビールフェスタ in ひろしま 2008 の記事(去年は客として行ってました)
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-09-30




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ジャパン・ビアフェスティバル東京 【裏方の見た現場レポート】 [ビアフェス]

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恵比寿ビアフェス[ビール][ぴかぴか(新しい)]

6月6日、それは大いなる祭典の幕が上がる日。



そして・・・



猫背が恵比寿駅で焦った日[あせあせ(飛び散る汗)]

恵比寿ガーデンプレイスって、恵比寿駅からこんなに遠かったのか。集合時間の12時に間に合わない・・・[たらーっ(汗)]延々と続く動く歩道を小走りに行くこと10分、ようやく着きました、恵比寿ガーデンプレイス。

あ、何をしに行ったのかと。働いてまいりました。6/6、6/7の2日間行われた恵比寿ビアフェスで、ボランティアスタッフとして働いてきましたよ[グッド(上向き矢印)]

今回は地ビール協会のスタッフではなく三次ベッケンビールのスタッフとして登録していただいたので、何と肩書きは「出展者」。んん~いい響きだ、出展者[ぴかぴか(新しい)] 出展者猫背。

というわけ今回も、1日のできごとを時間を追ってつらつら書き並べてみま~す。あ、時間はものすごくテキトーです笑 だってそんなにはっきり覚えてないんですもの[時計]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


12:10 恵比寿ガーデンプレイス到着
遠いorz 恵比寿駅から10分とかありえん。今回は出展者登録なので、何と会場に入るのも出展者専用の入り口から。何だか成田空港にウラから入るセレブになった気分。んん~ビバ出展者[ぴかぴか(新しい)]

入り口のカウンターで名札をもらったら、そこに書いてある肩書きは「三次麦酒」。ワンダホー\(T_T)/ この名札欲しい~[揺れるハート]


12:15 会場入り
思ったより小さいです。グランビエールの会場が広すぎただけなのかな。ずいぶんこじんまりしてるように見えます。それでもそこには壁沿いにぐるりと一周、日本全国の醸造所のサーバーやら看板やらのぼりやらがずらりと勢ぞろい。んんん~祭りだ祭りだああ~[exclamation]


12:20 準備開始
前日の準備段階でサーバーと看板までは設置していただいたいるので、ビールの搬入とサーバーの調整が主な任務。ビールのタルは20リットルとはいえそれなりの重さがあるので、台車に乗せて運びます。しかし、台車がどこにも見当たらない・・・困った困った[あせあせ(飛び散る汗)] と他のブースの方々と途方にくれていたら、富士桜高原麦酒の宮下天通さんが横にあったオリのような巨大な台車を指して・・・

「これに乗っけてみんなで運ぼう[パンチ]

と。おおおおお~これがかの有名な天通さんかあああ[グッド(上向き矢印)] と、天通さんの案よりも天通さんそのものに感動してしまいました。しかもフランクに「みんな」だって。うれしいぢゃありませんか。んんん~「みんな」。ムヒヒ[揺れるハート]

というわけでオリを6人くらいでガラガラ引いて、タルを山のように積んでまいりました。

こういうビアフェスに来るたびに思うのだけど、地ビール業界は皆さん実に仲が良い。全ブルワーさんが小学校の頃からの親友どうしなんぢゃないかと思うくらいチームワークが良く、見ていて本当に気持ちがいいです。こういう団結力がこの10年で日本の地ビールが飛躍した原動力なのだろうな、と強く思います。

オリを引いてビールを取りに行くときも誰かが

「天通さん、乗ったら?」

そしたら他の誰かが

「『猛獣注意』の看板つけて、ね」

だって笑


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


13:00 ビールをサーバーに接続
するのですが、今回三次ベッケンブースは何と全員がボランティアスタッフ笑 というわけでこの作業は、大山Gビールの岩田さんに完全にお任せしました。

この日は本当に岩田さんにお世話になりっぱなしでした。手際よくサーバーにつなぎ、ガス圧調整をする姿を後ろで見ていて、ああ~かっこいいなあ、と惚れ惚れしてました←手伝えよ


13:30 準備完了
開場までの時間はスタッフだけの天国ですよ。何がって。この時間であちこちのビールを呑んで回れるのです[るんるん] 広い会場でんまい麦酒を悠々と楽しむ。しかも無料。これこそボランティア参加の醍醐味ですな。タダ呑みしやがって、とか思ったそこのあなた、天罰としてビア樽10個降ってきますよ[雷]


以下、特に印象に残った麦酒達ですん。

【大山Gビール インペリアルスタウト】
別にお世話になりっぱなしだったから挙げたわけではありませんよ笑 長期熟成させた濃厚&芳醇&可憐なスタウト。コーヒーのような甘苦さ。むちゃくちゃ美味でした[exclamation×2] 岩田さん自身「熟成が良い方向に進んだ」とすごくうれしそうでした。が、残念ながら瓶では販売しないようです[もうやだ~(悲しい顔)]


【湘南ビール ヴァイツェンボック】
水色のTシャツ&ラフなファッションでおなじみの湘南ビール。グランビエールの時は三次ベッケンブースの隣だったので、しかも一緒に写真に映っていただいたので非常によく記憶しています。若いブルワーさんが多いのですごく親しみ持てます。 ビールも実に美味。このヴァイツェンボックはかなり濃色(ヴァイツェンの割に)。どっしりした呑みごたえとヴァイツェン特有のバナナ香や酸味がきれいに同居して、実に印象強いビールでした[ぴかぴか(新しい)]


【鬼伝説地ビール 金鬼ペールエール】
伊勢角屋麦酒で修行したというブルワーさんの醸すペールエールは、やはり伊勢角屋系の超正統派[ぴかぴか(新しい)] 恵比寿にはいろんな醸造所が多くの季節限定ビールを持ってきててあれこれ呑んでみましたが、やっぱり最後にはこういう王道ビールに戻りますな。安心感ごといただきました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


13:50 開場10分前
入り口の扉が開けられるとそこには・・・人、人、人人人人人・・・こいつぁすげぃ[exclamation] 福袋を売る正月のデパートみたい。こんな光景をまさか内側から見られるとは笑 というか、この人波が2時になると同時にどっと押し寄せるのかあ、と思うと興奮するようなちょっと怖いような・・・。


14:00 開場
と同時に、人がどっと押し寄せました[exclamation×2]・・・那須高原ビールに笑 [あせあせ(飛び散る汗)]

那須のナインテイルドフォックス(10年間熟成させた超プレミアもの)がお目当ての方が相当多かったようです。やはり恵比寿のお客さんはビールについてある程度以上の知識のある、舌の肥えた方が多いようです。グランビエールの時とは違ってビールについての説明を求められることもあまりなかったです。

お~那須すごいなあ、と対岸の火事のように余裕こいて眺められたのもほんの束の間。三次ベッケンブースにもあっと言う間に人波が。さあ始まった~[グッド(上向き矢印)]

というわけでここから後はひたすら注いで渡して注いで渡して・・・。ほぼ休憩なし。でも全く疲れない。麦酒の伝道というあっしの使命を実践できる瞬間ですから。実に満たされた4時間半でした[ぴかぴか(新しい)]


というわけで、ここからは「印象に残ったお客さん」シリーズ。

【ほたるマニア】
三次ベッケンビールの夏季限定ビール「ほたる」は、1日目で20リットルのタルが一つ空いてしまいました。とにかく大好評だったのですが、中に一人、すごい男性客が。はっきり覚えていませんがこの人にほたるを最低でも15回は注いでます笑 5回目くらいからお互いに顔を覚えてしまって、何も言われなくてもほたるを注いでました笑


【ナゾの熟年カポー】
女性は東洋系。日本語は堪能だったけどやや不自然さもあったので日本人ではないはず。で、男性と一緒だったのだけど、その女性が言うには・・・

「このヒト、ロンドンからきたの~」

ロロロロンドン[exclamation] こりゃまたわざわざありがとうございます。

「三次ベッケンのピルスナー毎晩呑んでるヨ~」

ああああありがとうございます[グッド(上向き矢印)] 醸造長に代わってお礼申し上げます。え?毎晩?ロンドンで??

「日本の地ビール、全部呑んだヨ~」

と、カバンの中からガイドブック「日本の地ビール」を取り出し、ぱらぱらとめくり出す。見てみると、各醸造所の名前の横に○とか△とか×とかの記号が書き込まれていました・・・恐れ入りましたm(_ _)m それにしても「ロンドン」と「毎晩ベッケン」「地ビール全制覇」がどうしてもつながらない・・・[たらーっ(汗)]


【蔵くらマスター】
下北沢から神田に移転準備中の「蔵くら」のマスターが来てくださいました[ぴかぴか(新しい)] あんまりビアバーに出入りすること(する時間)のない猫背ですが、ここの下北沢店は大好きでした。明るくシャレオツな店内、少ない喫煙者、適度にゆるい雰囲気笑 仕事で忙しい中でもちょくちょく行ってました。神田店は6/16日にオープン予定らしいです。


【王冠少年】
お客さんの中には子供連れの夫婦も散見されたのですが、一人だけいました、誰にも連れられていない子供が笑 小学校高学年くらいですかね。ごった返す開場を一人でパワフルに歩き回っていたのですが・・・まさか呑んでるのか?と思ってたらベッケンブースにやってきて・・・

「あの~、王冠を集めているんですが、王冠をいただけませんか??」

か、かわいい・・・。よかった、「ヴァイツェンをなみなみと」とか言わなくて笑

残念なことに王冠がなかったのでその子には何もあげられなかったのですが、何だかすご~くなごんだ瞬間でした[ぴかぴか(新しい)]


ちなみに最近のあっしの趣味は・・・

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王冠マグネット作り。暗い、とか思ったあなた、天罰で1ヶ月禁酒してください[雷]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


18:30 閉場
始まりました、ビアフェスの風物詩、ごつい外国人セキュリティによる酔客の追い出しが笑 さすがにグランビエールの時よりハケは悪かったですが、それでもほとんどトラブルなくお客さんは引いていきました。

怖い顔して迫ってくる黒人セキュリティ部隊を、真正面から写メで撮ってる女性客がいたのには爆笑[あせあせ(飛び散る汗)] んんん~酒の力ってすごい。朝起きて写メ確認したら仰天するんだろうなあ笑

そして後片付け開始。ビールをサーバーから切り離し、保冷車に再び戻す作業をしました。その作業の最中、日本地ビール協会の小田会長が「打ちあげ行くよ~」と、うれしそうに各ブースを巡って歩いてました笑


19:30 打ち上げ~♪
恵比寿ガーデンプレイス内の銀座ライオン内で大宴会[ビール][ビール][ビール] 予定よりもたくさんの人が集まったみたいで、会場は満員でした。

会長も、ブルワーさんも、ボランティアもみ~んな同じテーブルに座って、同じ目線で話ができる。ホントにビール界はヨコの壁もタテの壁もありません。「ビール好き」という一点だけで、誰もが誰もとつながれる、そんなユートピアに今日1日どっぷりと身も心も漬かっておりました[ぴかぴか(新しい)]


結論。ビアフェスは客よりスタッフが楽しい[パンチ]

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【イベント情報】
ジャパン・ビアフェスティバル2009
主催:ビアフェス実行委員会 日本地ビール協会 
後援:(財)横浜開港150周年協会
日時:2009年6月6日(土) 午後2時~午後6時30分(ラストオーダー午後6時15分)
   2009年6月7日(日) 午前11時30分~午後4時(ラストオーダー午後3時45分)
会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール
当日券: 4,800円
前売券: 4,300円

【URL】
日本地ビール協会
http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm

【関連記事】
グランビエール(ボランティア参戦記)
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-03-16
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グラン・ビエール 【裏方の見た現場レポート】 [ビアフェス]

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グラン・ビエール@東京ミッドタウン[ビール][ぴかぴか(新しい)]

3月13日、東京は六本木。

その日は日本のビール史に新たな1ページが刻まれた日。

そして・・・




猫背が六本木駅で迷子になった日orz 東京ミッドタウンの入り口って、どこだよ・・・




あ、何しに行ったのかと。働きに行きました。

ビアフェス「グラン・ビエール」のボランティアとして一働きしてまいりました[ぴかぴか(新しい)] ちなみにてっぺんの写真はスタッフに支給されたスカーフ。これを巻いて働いていました。




先に申し上げておきます。

現場で写真は1枚も撮っておりません。だって忙しくて・・・orz[あせあせ(飛び散る汗)]

というわけであっしの1日の働きぶりをレポートいたします。ビールとはまるで関係ありませんすいません。あっ、行かないで・・・


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


このグラン・ビエールは今回が初めてのイベント。従来のビアフェスとは違って、グルメ志向の高い人たちに地ビールの高い品質と香りを体験していただいてビールの高付加価値感を高めよう、というコンセプトで開催されています。

このコンセプトには賛否両論あると思いますが、猫背的には大賛成です[グッド(上向き矢印)]




今の日本の地ビールは「認知」はされてきていても、残念ながら「定着」には至っていないと思います。よなよなエールがあちこちで見られるようになったし、地ビールが呑めるビアバーも増えてきた。だから「地ビール=観光地の客寄せ」という偏った思い込みはどんどんなくなってきているし、その味のクオリティの高さも間違いなく認識されてきていることでしょう。

だけど、「よなよなエールはすんごくんまい!」と知っている人の中で、定期的によなよなを楽しんでいる人が果たしてどれくらいいるのかというと・・・だと思います。

やはり地ビールが割高であることは否定できないし、安価な発泡酒や第3のビールの存在も大きいです。そこに加えてこの不景気。そりゃお酒にお金はかけられないですよね。。。

でも、でもですよ。発泡酒を3本買う金額でビールが2本買えるのです。3日で発泡酒を1本ずつ、というところを1日我慢すれば2日間はビールが呑めるわけです。もうひとがんばりすれば地ビールだって2日は呑めるでしょう。その「1日の我慢」をしてもらえるようになれば日本のビール&地ビールはひとまず安泰ではないかと思っております。

日本の地ビールはもっともっとユーザーの裾野を広げなければならないと思うし、まだまだ広がると思います。残念なことにこの不況の中でここ数ヶ月で日本のいくつかのビール醸造所が閉鎖に追い込まれてしまいました。

どんなに美味なビールを造っていても、売れなきゃ意味がありません。ビールが一部のマニアのオモチャになってはいけません。ビールは好きだけどさほど興味はない、という日本の大多数の人達にアピールできる商品が、日本の地ビールには山ほどあります。あっしがこういう拙いブログで発信しているのも、そういう身近にある隠れた名品に目を向けてほしいから、であります。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ふう、すっかり熱くなってしまいました[たらーっ(汗)] 閑話休題。

まあそんなわけで今回のグラン・ビエールは簡単に言えば「セレブの方々に地ビールを知ってもらおう」という狙いなのです。だから会場は東京ミッドタウン。Oh~ゴージャス[ぴかぴか(新しい)]

肩書きも「ビアフェス」ではなく「テイスティングパーティ」です。お客さんはびっくりするぐらいセレブ&シャレオツな人ばかりでした[るんるん] 女性客が多いのにさらにびっくり。さらにさらに美人ばかりだったのでびっくりを通り越して興f(略

以下のような一日でした。ボランティアで参加したいなあという方、ご参考に。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


9:40 六本木駅着

9:50 東京ミッドタウン着
はい、10分間迷子になってましたすみませんorz 地下鉄出口の目の前がミッドタウンの入り口だとは・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

10:15 スタッフミーティング開始
スタッフは全部で30人くらいでしょうかね、意外と少ない。あっしは会場の設営という最重要だけど地味&重労働の担当になりました[ふらふら]

10:30 会場の設営
まずは床にブルーシートを敷き詰め、その上にもう一枚シートを敷く作業。そりゃミッドタウンの床ですよ、汚すわけにはいきません。入念に入念に敷き詰めてテープで止めていきます。遠くでミッドタウンの担当者が怖い顔して監視しているので手が抜けません[あせあせ(飛び散る汗)]

そしたらその上からさらに絨毯を一枚敷く。そりゃセレブなお客様達にブルーシートの上で呑んでもらうわけにはいきませんから。そんなことは4月の上野公園以外では許されませんて。

13:00 昼食
お弁当が支給されました。控室で食事するわけですが、舞浜イクスピアリの地ビール「ハーヴェスト・ムーン」の醸造士&グランビエールの実行委員長であらせられる園田智子さんがあっしの目の前で食事をされているのに大変おったまげました[exclamation×2] 本気でサインもらおうかと思った笑 僭越ながら少々の会話をさせていただきました。あ゛~緊張した。

14:00 垂れ幕の設置
各ブースの上に醸造所名を大書した垂れ幕が吊られるのですが、こいつが一苦労。なかなか水平にならないし隣の垂れ幕と高さが違っちゃいけないし・・・ふう。

15:30 ブルワーさんの受付開始
日本各地から続々とやってこられる醸造士さんたちの受付という大変おいしい仕事をいただきました。あ~この人があのビールを造ってるのか~と感慨ひとしお[ぴかぴか(新しい)] 外見から推測される人柄と、造っているビールのキャラクターが何とな~く似ている気がするのは気のせいでしょうかね笑

16:30 スタッフの試飲開始
そうなのです、実は一般開場の前にスタッフだけがビールを試飲して回れる時間があったのです[わーい(嬉しい顔)] 試飲グラスを持ってあちこちのブースを呑んでまわりました。あ、一枚だけ写真あった。

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試飲グラス。かわいいでしょん[るんるん] 一応言っときますが、左ですよ。大きさを比べるために一番搾りを置いただけです。

17:30 開場
あっしは三次ベッケンビールのサービングという願ってもない仕事をいただけました[ぴかぴか(新しい)] いや~忙しかったけど楽しかった。次から次へとやってくるお客さんにビールを注ぎ、パンフを渡し、たまにビールについての解説を求めるお客さんにはしっかり解説。ん~ビールの勉強しててほんと良かった、と思う瞬間です。

20:30 閉場&後片付け開始

21:00 撤収
あっしはこの後三次ベッケンビールさんと大山Gビールさんの飲み会に連れて行っていただけました。身に余る幸せ、感謝感激です[もうやだ~(悲しい顔)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


八重洲バッカスでビール呑みながら熱く語りつづけるお二人の姿を見て、何だかものすごくうれしくなってきました。

不景気だ政治停滞だなんだかんだでともすれば愚痴しか出てこない今日この頃ですよ。そんな中でも「このビールはここが素晴らしい」「ここをこうしてもこういうビールはできる」「次はこういうビールを」・・・詳細は難しすぎて覚えておりません笑 が、過去に対する自信、現状を建設的に批評する前向きさ、未来に対する希望・・・そんなキラキラしたものが垣間見えすぎてまぶしいくらいに輝いていました[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]




以上、こんな1日でした~。結論。ビアフェスは客より裏方が楽しい[パンチ]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【イベント情報】
グラン・ビエール
2009年3月13日~15日 東京ミッドタウンホール
3月13日 ミッドタウンナイト(前夜祭)18:00~20:30
3月14日 グラン・ビエール1日目 14:00~18:30
3月15日 グラン・ビエール2日目 11:30~16:00

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三次ベッケンビール祭@神田MALTAN [ビアフェス]

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三次ベッケンビール祭@神田MALTAN[ビール][ぴかぴか(新しい)]

昨日2/21は神田のビアバーMALTANの三次ベッケンビール祭に行ってまいりました[グッド(上向き矢印)]

三次ベッケンビールの樽生がなんと6種類も入るというベッケンファンには夢のようなイベントです。




最近関東でも見る機会増えましたな、ベッケンビール。東京で樽生が呑めるというのは実にありがたい。あっしが三次のレストランに樽生呑みに行った頃とは隔世の感があるなあ。

現地でしか呑めない「ご当地ビール」もそれはそれで面白いし風情もあるんだろうけど、やっぱりファンとしては全国にもっともっと流通してほしいなあ、と思いますね[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


当日つながれた樽生は

・ピルスナー
・ヴァイツェン
・デュンケル
・豊穣(秋季限定)
・デュンケルボック(冬季限定)
・ヴァイツェンボック(冬季限定)

の6種。豊穣がまだあったのにびっくり。さすがの長期熟成ビールですね。デュンケルボックは瓶はもうたくさん呑んだけど、樽生は今日が初めて。ヴァィツェンボックは2/14に発売されているのだけど、瓶を買うのをず~っと我慢して今日に賭けてました笑



スタートは午後4時。HPでは「4時頃スタート」となってました笑[あせあせ(飛び散る汗)] ゆる~い感じがたまらんッスな。

一番乗りをめざして4時ちょうどに乗り込んだのですが、すでに店内には数人のお客さんが!!参りました。4時半にはもう20人近く入ってました。みんなビール好きですねえ~(@∀@)←お前が言うな。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


いただきま~す[るんるん]

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まずは待ちにまったヴァイツェンボック。んま~~~い[exclamation×2] 口あたりがすんばらしいです、これ。とろっとろですよ[ぴかぴか(新しい)]

炭酸ガスは極めて弱いです。舌から喉にまでしがみつくような濃厚ボディ。バナナとかりんごとかいろんな果物のミックスジュースみたいな感じ[黒ハート] どうしたら麦からこんな風味が生まれるんだろう~。んん~ビールは奥深い。




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次にピルスナー。ホップの香りがすごく個性的[グッド(上向き矢印)] これ何のホップ使ってるんだろう~(?_?) 飲み口はやや重め。麦芽の存在感たっぷりです。同行した友人(この日が初ベッケンビール)は「フルーティ~[揺れるハート]」と感動してました。




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お次はデュンケルボック。デュンケルというのは、日本で言うところのいわゆる黒ビールのことです。ボックってのは使用する麦芽を増やしてアルコール度数をぐっと高めたもの。このデュンケルボックは7%あるそうです。ちなみにヴァイツェンボックも7%。

デュンケルボックは瓶で何回も呑んでるけど、何回呑んでも感動しますよ~。コーヒーです、コーヒー[ぴかぴか(新しい)] 苦さ控えめ、麦芽の甘味がほんのり。キレもいいので呑み飽きない。これはたまらんッス。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


と調子に乗ってこの後もすきっ腹のまま何杯も呑んでたら、かなり回ってきちゃいました(+_+) いや~1杯のパンチがものすごい。度数も高いんだけど、何つうか、1杯1杯に説得力がある。

前にベッケンビールの醸造長さんと話をする機会があったのですが、非常に興味深い話をされていました。

「ビールにはスタイルってあるじゃないですか。でも僕はスタイルってあんまりこだわりないんですよね。美味ければそれでいいんじゃないか、って。」

スタイルってのはビールのあるべき姿のことです。例えばピルスナーならば「ホップの苦味が強く、色合いは明るい麦わら色からゴールドで・・・」みたいな。こういったスタイルのガイドラインというものがピルスナーに限らず全ての種類のビールについて決まっています。




こういったスタイルを忠実に守ることによって実に美味なビールを作っている醸造所もたくさんあります。でも中にはあえてこのスタイルから外れた、または自己流の解釈を施した個性的でんまいビールを作ろう、という気鋭の醸造所もあるのです。ベッケンビールはこの後者にあたるのでしょうね。

あっしも「ピルスナーはかくあるべし!スタイルから外れたビールはだめだ!!」みたいなこだわりは全くない人間なので、そういう部分でベッケンビールは波長が合うのかもしれません。

「俺がうまいと思うビールはこれだ[exclamation]どうだ[exclamation×2]」という醸造長さんの熱い思いが1杯1杯に宿っているのでしょうね[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ちなみに神田MALTANは今日が初めてだったのだけど、すっかり気に入ってしまいました[るんるん]

店の広さが広からず狭からずでとても居心地がいい。そして何より、常連さんも店員さんもみんなフレンドリーでいいですね。

4時に店に入ったときに店員さんが・・・




店員「あの~、今日は箕面祭りをやってまして・・・」

一同「・・・(゚Д゚)??」 」

店員「あ、三次ベッケン祭りでした(^^ゞ」

一同大爆笑




なんてことがあったり笑 頭文字が「み」だから間違ったのかなあ[たらーっ(汗)]

あと、あっしがヴァイツェンボックを頼んだのに間違ってデュンケルボックがサーブされてしまったときは




猫背「あ゛、すいません、ヴァイツェンボックでお願いしたんですが・・・」

店員「あ゛~申し訳ありません。でも大丈夫です、こういう時のために一人いるんで」




といってデュンケルボックは何事もなかったかのようにカウンターの奥にいた常連さんのもとに運ばれていきました笑 その常連さんは運ばれたデュンケルボックを手に、あっしに「ありがとう~[手(チョキ)]」って笑 感謝されてしまいました(^0^)




ビアバーってなかなか入りづらかったり、何回行っても馴染みづらいとこってあるじゃないですか。恐る恐る入ってみたら常連さん達にジロリと凝視されて、ものすごいアウェー感を抱えながらすみっこでちびちびビール呑む、みたいな笑[たらーっ(汗)]

MALTANはそういう疎外感は皆無でしたね。実に気持ちよく過ごすことができました。神田駅西口から徒歩10秒、走れば3秒という交通至便の地にあるのもありがたい。また行きます[るんるん]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【イベント情報】
三次ベッケンビール祭 神田MALTAN
2009年2月21日

【醸造所情報】
三次ベッケンビール
http://www.miyoshi-becken.co.jp/

【店舗情報】
神田MALTAN
〒101-0047 東京都千代田区内神田3-13-10 グリーンビルB1F
TEL 03-6659-5884
神田駅西口徒歩10秒
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広島地ビールフェス [ビアフェス]

地ビールフェスタinひろしま2008[ビール][ぴかぴか(新しい)]


行って参りましたはるばる広島。広島初の地ビールフェス[exclamation×2]



埼玉から行った人、たぶんあっしだけだろうなあ。しかも当日移動で[新幹線]




いや~いいね、フェステボーは[exclamation]



広島の繁華街のど真ん中、鯉城会館の会議室を3室ぶちぬいての麦酒祭。あっしは2時半くらいから参戦しました。いや~いいね、昼からんまい地ビール三昧。一人で呑んでいたにもかかわらずはしゃいでしまいましたよ。





あまりにはしゃぎすぎて・・・



写真撮るのをすっかり忘れてましたorzorzorz


唯一撮ったのが・・・




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ラオホで有名な富士山のふもとの某ブルワーさんです。こんなヤン●ーおじさんだったとは笑




富士山のふもとのヤン●ーおじさんだけでなく、各醸造所の醸造長がわざわざ来てくれていました[ぴかぴか(新しい)] こりゃたまらんスな。


あっしは大好きな三次ベッケンビールのブースに貼り付いて、醸造長さんとひたすら会話。きっとうざかったんだろうなあ笑 んでも名刺もいただいて、また三次に来たら工場見学していいよ、とのありがたいお言葉までいただきました\(T_T)ノ [ぴかぴか(新しい)]


主催のGOLDEN GARDENのマスターとも少し話できました。というか前に店に行ったことがあるのですが。来年もまたやりたい、とのことです。行きますよ、あっしは[グッド(上向き矢印)]


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