サンクトガーレン スイートバニラスタウト [日本のクラフトビール]
ここ数日間更新してないのに妙にアクセス多いんですよ。何でかなあと思ったら、バレンタインデー近いんですね にゃるほど。皆様やはりインペリアルチョコレートスタウトには興味津々のようで
というわけで便乗して更新します笑 サンクトから送られてきた3種セットの最後の1つ、スイートバニラスタウト~
これは他の2種(インペリ、オレンジ)とは違って限定醸造ではなく、通年醸造です。が、これバレンタイン用の特別ラベルになってるそうです。ボトルの首には「2009 St. Valentine's Day」にハートマーク。てやんでぃ、照れるぜ 自分で買ったんですげとねorz
というかこれ、バレンタイン用に醸造のレシピも変えてるんぢゃないかなあ~(?_?) 前に9月くらいの呑んだやつよりもバニラの甘さが控え目になっているような気が・・・します。舌には全く自信がないのであまり何とも言えないとこですが。。。う~ん・・・
ではいただきま~す←逃亡
グラスに注いで真っ先に香るのはバニラ。それも、チョコレートアイスみたいなヘブンな香り これはたまらんッスなあ。これだけずっと嗅いでたい。
HPによると、アロマホップの代わりにバニラビーンズを使っているそうです。アロマホップというのは苦味をつけるための「ビタリングホップ」とは違って、香りをつけるために入れられるホップのこと。だから普通のビールのようなホップの香りではなくソフトクリームの香りがするわけです。
ところが、呑んでみたら・・・
ものすご~くくっきりした苦味を感じますよ、これは んまい 9月に呑んだのはもっとバニラが主張していた気がするのですが、あっし的にはこれくらいが好みですぅん。
この苦味はあれですよ、ドラフトギネスの苦味と同じです。ギネス好きな人はこれ絶対好きなはず。
原材料に芽が出る前の麦(ちなみに芽が出たものを「麦芽」と呼ぶ)を使ってるんですが、これを焦がして用いるとシャープな苦味が前面に出てくるそうです。最初にこの技を使い始めたのがギネスなのです。
甘い&苦い=くどいビール、となりそうですが、酸味も効いてます。だからのどごしすっきり。呑み飽きません
いや~これは参りました バレンタイン三銃士(インペリ、オレンジ、バニラ)の中ではあっしはこれが一番好きかも
「スイートバニラだとぉ、ナンパなビール作りやがってこの野郎!」
と思っている皆さん、これは是非呑んでみてください 鼻と舌と喉のギャップにびっくりすること請け合いですぅん
サンクトガーレンHP↓
http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/kokuvani.html
秩父ビール [日本のクラフトビール]
秩父ビール
珍しく昼間に更新してます
王道のドイツ式ピルスナー エビスにもう少しだけホップの苦味と麦芽の風味を加えた感じですかね。といってもニッポンジンが「地ビール」と聞いて思い浮かべるような重さやまったり感はありません。んまいです
さて、この秩父ビールですが。おそらく知っている人はほぼ皆無なのでは。もしいるとすれば、S玉県Tちぶ市にお住まいがあるか、またはS玉県Sいたま市…区の近辺にお住まいかのどちらかでしょう。ふっふっふっ、あなたのアリバイは崩れているんですよ。
なぜならばこの秩父ビールは、かの有名なcoedo(コエド・埼玉県川越市)のレーベルビールなのです
レーベルビール。簡単に言ってしまえば、製造元とビール名が違うビールです。
coedoがこのビールを生産して、それに「秩父ビール」というラベルをかぶせて販売しているわけです。車で言えば、ダイハツが作ったパッソをトヨタ名義で販売しているのと同じですかね。
ちなみにこういうレーベルビールって、日本各地にけっこうありますよ。
例えば、伊香保温泉で呑める「石段物語」は群馬県の川場ビールのレーベルビールだし、「鳥取砂丘ビール」はお隣島根県の大山Gビールのレーベルビールだす。
観光地が地元の地ビールブルワリーに委託してるケースが多いみたいなのですが、中には岩手県のいわて蔵ビールに依頼している横須賀の「猿島ビール」みたいに、遠くの醸造所にお願いしているところもあるみたいです。
え゛~何だよ~騙されてたorz とか思わずにどうかここは寛大な心でいきませう んまいビールが呑めるんならばそれでいいではないですか。あっしはオーストラリアで買った服がインドネシア製だったことがあるんで、それに比べれば(略
これだけ食品の産地偽装が問題になってる昨今ですよ。堂々と産地を公開していること自体が信頼できる証なのではないかと思います。たまに真面目な猫背です
閑話休題。秩父ビールはそんなわけで秩父市内と、さいたま市の某酒屋でしか購入できない超レアものなのですぅ
coedoならば瑠璃(青い缶のやつ)がピルスナーなのですが、秩父ビールとどのあたりが違うんだろう~♪並べて呑み比べてみたいなあ。んんん~マニア心がくすぐられますぅん
いわて蔵ビール オイスタースタウト [日本のクラフトビール]
いわて蔵ビール・オイスタースタウト@広島Celtic
珍しく外で呑んだビールの写真撮りました ノキアの携帯カメラは画質抜群に良いですな。
と思ってノキアを過信してたら、こんな無様な写真になっちまいました 夜はやはりデジカメにしたほうが良さそうです。
んで今日は広島のアイリッシュパプCelticの1月のビール、岩手県いわて蔵ビールのオイスタースタウトです。
オイスター。つまり牡蠣。ビール醸造に牡蠣を使ってるんです。
え゛ぇ゛え゛~、カカカカキぃぃ と昔のあっしならばリアクションしたでしょう。マスオさんもびっくりのえ゛ぇ゛え゛~で。
【生臭くて口にまったぁぁりとへばりつくカキ + ビールの苦味&炭酸 = んまいわけがない】
小学生でも導ける公式です。日能研に通う小6生のほぼ100%が知って(略
いや~、人間がどれほど思い込みで損をしているか、ということですよ、そこのあなた。不思議なくらいマッチします、カキ+スタウト
予想に反してカキの存在感はそれほどありません。鼻に抜ける潮の香りと、舌の奥に感じるほのかなうま味にこのビールのアイデンティティを感じますが、それも言われなければスルーしてしまうぐらいのかすかなものです。拍子抜けするぐらい普通の(「バランスが良い」という意味で)ビールです
それくらいこのビールのバランスがいいのはやはりスタウトだからなのでしょうね これがもしピルスナーのような淡色ビールだったらカキの個性が際立ってしまうのではないかなあ。
スタウトの苦味と麦芽の芳醇さが、カキのクセのある風味をものすごくすっきりしたものにしてくれているような気がします。
ちなみにこのいわて蔵ビールは岩手県「世嬉の一酒造」のビール醸造所です。他にもこういうふうに日本酒の蔵元さんがビール作ってるところありますが、総じてどこも非常に美味なビール作ってます。こういうブルワリーがもっともっと増えてくれたらいいのになあ
さらにちなみに、「え~、岩手県のメーカーがカキを使ったビールなんて・・・どうせ奇抜さ狙いのご当地ビールでしょ、ふふん」と思ったあなた、罰ゲームです。今すぐ校庭10周してきましょう。
ハアハア、ゼエゼエ、走ってきました
すみません、昔の猫背はそう思ってました。甘かった・・・orz
オイスタースタウトの発祥は100年前のアイルランドらしいです 「麦とホップ以外の原料を使ったビールはビールぢゃない!!」なんていう固定観念のほうがよほど最近のものだ、ということでしょう
いわて蔵ビール↓
http://www.sekinoichi.co.jp/index.html
サンクトガーレン オレンジチョコレートスタウト [日本のクラフトビール]
サンクトガーレン・オレンジチョコレートスタウト
サンクトガーレンの新作です。先日我が家にやってきた6本セットの中の1本です。
サンクトの絶品「湘南ゴールド」と同じく、オレンジを使ったビール。いや~実にチャレンジングですな、サンクト
グラスに注いでまず香るのはホップではなく、柑橘系の甘酸っぱい香り。それもカスケードホップのようなグレープフルーツ香ではなくて明らかに蜜柑に由来するマーマレードのような甘酸っぱい香り。
夏の海岸にいるような、冬のコタツにいるような・・・さわやか&ほっこり
と思ってふとサンクトから送られてきたガイドを読んでみると、「だいだい」(蜜柑)を果汁だけでなく皮まで使っているみたいです。どうりでマーマレードなはずですな、こりゃ。
口に含むとやはり蜜柑由来の酸味が際立ってます。喉越しも全く重くありません。甘さも控え目。こりゃすいすいいける・・・と思っていたのですが・・・
温度が上がるにつれて、どんどん苦味とコクが姿をあらわします
そりゃスタウトならば当たり前なのですが、呑み始めの印象がマーマレードですから、ものすごく変身したみたいに感じます。
それでも蜜柑のさわやかな酸味は健在。7%の高めのアルコール度数とあいまって、カクテル飲んでるみたいなトリップ感。んん~ビールはおもしろい
これもインペリアルチョコレートスタウトと同じで、「冷蔵」と「常温」の両方試してもらいたいビールです。キャラクターが違いすぎます。
常温ならば王道のスイートスタウト。冷やせば「黒いビール=苦い、濃い」という定説を覆す、時代の先を行く新進気鋭のスタウト。来年も作ってくれないかなあ
那須高原ビール イングリッシュエール [日本のクラフトビール]
那須高原ビール・イングリッシュエール
先日のスタウトに続き、今日はイングリッシュエールをいただいとります。
なんせ6本セットですから。当分は那須高原の記事しか書きませんよ笑
イングリッシュエールということはつまり、アメリカンではない、ということです。なんのこっちゃい。詳しくはこちらで→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-12-24
簡単に言ってしまえばホップの違い、もっと簡単に言ってしまえばよなよなエールとバスペールエールの違いです。よなよなはアメリカン、バスはイングリッシュ。
10月に那須高原レストラン行った時ももちろん樽生呑みました。
生だと麦芽の風味がイモのような柔らかい甘さになってはっきり感じられたんだけど、瓶だとかなりホップの個性が先行してます。
くっきり苦い。飲み込んだあともいつまでもホップの苦味が口鼻喉にこだましてます
ペールエールは日本のクラフトビールメーカーのあちこちで作られているのですが、グレープフルーツのような香りとフレーバーを強調したアメリカンペールエールが多いわけですよ。
そんな柑橘系のさわやかさと甘さに慣れた舌には、この鮮烈な苦さとハーブや刈草のようなやわらかい香りは新鮮。世の中に同じ味のビールは二つとして存在しないというのも納得ですな
サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト [日本のクラフトビール]
サンクトガーレン・インペリアルチョコレートスタウト
ついに来ました~。サンクトガーレンの限定醸造ビール
昨年は20000本を1日半で完売したという伝説のビール、ついに我が家に
今年の元旦にサンクトのHPで6本セット(他にはオレンジチョコレートスタウト、スイートバニラスタウト)を予約しといたのが、さっそく到着しました(^ω^)♪
こんな箱で届きました↓
箱に直で瓶を入れるのはどうかと思います笑 せめて新聞紙やプチプチくらい・・・。「割れたら弁償するのはウチなんだから!」とペリカン便のおっちゃんが怒ってました笑
(↑この件について後日、サンクトガーレンの広報の方から直々にコメントをいただきました。詳しくはコメント欄をごらんください♪)
今日は看板銘柄のインペリアルチョコレートスタウトをいただてます ちなみに今日は冷蔵庫で冷やさないで常温で呑んでみました
というか絶対誤解される名前だよなあ、インペリアルチョコレートスタウト。甘党の暴君が作らせたチョコレートたっぷりのビール、って思ってました、昔の私は。
インペリアルというのはスタウトの種類の1つです。スタウトというのはごくごく簡単に言えば、黒くて濃いビールのことだと思ってもらえればオッケーです。有名なギネスもスタウトの一種ですよん。
で、アイルランドで生まれたスタウトを輸出用にアルコール度数を高めたものを「インペリアルスタウト」と呼ぶのです。(詳しくは→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-01-11)
で、チョコレートというのは「チョコレート麦芽」を使っている、ということです。実際にカカオ豆を使って仕込んでる醸造所もありますが。
ビールの色というのはほぼ100パーセント麦芽の焦がし度合いで決まります。通常の麦芽は80度くらいの温度で焙燥(焙煎と乾燥の中間)するのですが、このチョコレート麦芽は200度近い高温(このビールは160度)で焙燥したものです。それによって生まれる麦芽の焦げ色と、甘く香ばしいチョコレートのような風味がそのままビールに反映されているというわけです。
だから、チョコレートだから甘いのかなあ~と思って呑んだら豪快に裏切られますよ だって・・・
アルコール度数8.5パーセント。高い 原材料は麦芽、麦、ホップ、酵母。麦芽にしてない麦も使ってるんですね~。
香りは思ったより控え目です。コーヒーのような香りがほんのりとたっています。一口呑んでみると、かなりドライな舌触り・・・と思っていたら、きました、怒涛のような苦味とアルコールの味。喉にしがみつくようなとろける喉越し。濃厚です。でも酸味もしっかりあるので全くくどくありません。鼻にはほのかに甘い香りが・・・んんん~ヘブン
今日は常温にして呑んでみました。苦味が苦手な人はしっかり冷やして呑んだほうがいいと思います。あと2本あるから、1本は冷やして呑もう(^ω^)♪
(以下1/21追加)
本日、冷蔵庫でしっかりひやしたのをいただきました。ん、んまい・・・ 苦味甘味酸味が見事に調和してます。これは是非冷やしてください!!というか普通冷やしますね、すみませんm(_ _)m
(以上1/21追加)
ちなみに、すごく丁寧な解説もついてました。
すごく良いことだと猫背は思います。ビール作って売ってはいおしまい、ではなくて、少しでもビールのことをわかってもらおうという熱意をひしひしと感じます。そうでなくてもビールに対する誤解度合いは金メダル級のわれわれニッポンジンには実にありがたいことです。
バレンタインビールの流行を作ったのもサンクトガーレンだし、湘南ゴールドでフルーツビールの先鞭をつけたのもサンクトガーレン。かっこいいですね~。攻めることを恐れない。世間を恐れない。ますます応援したくなります、サンクトガーレン
こぶし花ビール ベルギーホワイト [日本のクラフトビール]
埼玉の星・こぶし花ビール
こぶし花の里をたずねて、埼玉は羽生の「キヤッセ羽生」まで行ってまいりました。
不覚にも、車でorz 呑めない・・・
だって車ぢゃないとアクセス悪すぎて・・・。
車ならラクです。東北道の羽生インターを降りて左に2回曲がるだけ。高速降りてからはものの5分で着きます。
しかもでっかい「キヤッセ羽生」という看板が曲がるべきポイントには必ずあるので、絶対に迷いません。国道122号からでも行けますよ
ちなみにキヤッセとは「おいでなさい」の意味らしいです。キャッセではありません。キヤッセです。昔、地元民の前でうかつにも「キャッセ」と言ってしまったら激しく訂正されました笑 美しき羽生魂
そういえば宇都宮には「来らっせ」っていう餃子横丁があったなあ、とかふと思い出しました
こんなところです、キヤッセ羽生。
のどか~な農林公園。周りには何も建物がないので気分はればれ。空気まいうー
で、ブルワリーはこんな感じです
極めて小規模です。あっしが今まで見にいった中では一番小さいと思います。年間醸造量は12kl。国内最小クラスでしょう。
整然と並んだタンクが美しい~。ピカピカに磨きあげられています 行き届いた清掃、恐れ入りました。
中ではブルワーの市岡さんが忙しそうに仕事しておりました。ちなみに今は醸造所は市岡さん一人で切り盛りされているそうです。どこの醸造所も想像以上に少人数だ~。
市岡さんは羽生に来られる前は長野でビールを作っていたようで、その頃のビールでも賞をもらっております。そんな市岡さんが作るビール、んまくないわけがありませんって
樽も並んでいました。けど、こぶし花の樽生って、どこで呑めるんだろう。。。ブルワリー横のうどん屋とホテル・ルートイン羽生のレストランの2ヶ所は確認しているのですが。。。
ビール醸造の究極のジレンマが垣間見えた気がします。
空気中のホコリが少ないほうがいい→都市部から離れたところに醸造所をつくる→直営レストランへのアクセスが悪くなる。
電車で行きづらい(=車でないと行けない)場所にんまいビールがある。何とせつない・・・。
というわけで今日は瓶を買って泣く泣く帰りました。
で、今日は「ベルギーホワイト」を呑んでおります
まあこのカテゴリーのビールを語る際にはどうしてもベルギーのヒューガルデンが基準になってしまいますが。
原材料はヒューガルデンとほぼ同じです。コリアンダー、オレンジピールももちろん使っております。
ヒューガルデンよりかなり酸味があります。スパイスも効いてますがとげとげしてはいません。麦芽の味もしっかり。つまり、実にバランスが良いビールです
ヒューガルデンがちょっと水っぽいなあと感じてしまう人には最高のビールですよ
それにしても、こぶし花はどれをいつ呑んでも実にんまい もっと有名になってもっともっと出回ってほしいなああ~
那須高原ビール・スタウト [日本のクラフトビール]
皆様あけましておめでとうございます 10日過ぎてますが
今年も金と肝臓と足の親指の第2関節がもつ限り、んまいビールを探訪いたしますので、どうかご愛顧くださりますようm(_ _)m
で、今日は・・・
那須高原ビール・スタウト
茨城の永遠のライバル、栃木県にあるブルワリーです。北は那須高原から南は宇都宮でおなじみの那須高原にありますブルワリーでございます。ごめんねごめんね~
失礼いたしましたm(_ _)m 最近U字工事好きなので言わずにはいられなかったのです。
那須高原呑むのは久しぶりだなあ~。10月にレストラン行って以来だ。
↓その時の記事
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-10-24
というわけで瓶を呑むのは初めて。今回は6本入りのセットで通販しました。
こんな箱で届きました↓
さすがは御用邸のお膝元。ゴージャスです
んで、今日はレストランで生を呑んでおったまげるほど美味だったスタウトをいただいております。
ファーストインパクトがすんげえ コーヒーのようなブーケのような華やかな香りの中に、トロリと溶け込んだような納豆みたいな香りも ギネスのエクストラスタウトのあの感じです。ドラフトギネスを呑みなれてる人は失神するかもしれないにゃあ
んでもスタウトにもいろいろ種類があるみたいで。
ドラフトギネスは「ドライ・スタウト」っていうカテゴリーになるらしいです。
んで他には苦味を和らげて味に深みを出すために砂糖などの糖類を加えた「スイート・スタウト」ってのもあるようで。日本のクラフトビールではこれ作ってるとこ多いですな。
んであっしの大好きな故キリンスタウトやアサヒスタウトは「フォーリン・スタウト」。ドライスタウトが各国で進化したハイアルコールのものをそう呼ぶらしいです。
で、那須高原スタウトはフォーリンスタウトになるそうです。アルコール度数は6パーセント。なかなか高いですぞ。
これは苦いなあ~ ローストした麦芽の鮮烈な苦味とコクが温度が上がるほどにくっきりと出てきます。キリンスタウトよりはアサヒスタウトに近いです。
度数10パーセントくらいあるんぢゃないの?ってなくらいの強烈な存在感。
というわけで最後に、今年のキーワードを。
某国営放送の歴史ドラマのキーワードらしいですな、「愛」。ちなみにこれは昨日呑んだ「那須高原ビール・愛」の瓶です笑 正統派ドイツ式ピルスナー。宮内庁御用達のビールですよん
今年も金と肝臓と足の親指の第2関節がもつ限り、んまいビールを探訪いたしますので、どうかご愛顧くださりますようm(_ _)m
で、今日は・・・
那須高原ビール・スタウト
茨城の永遠のライバル、栃木県にあるブルワリーです。北は那須高原から南は宇都宮でおなじみの那須高原にありますブルワリーでございます。ごめんねごめんね~
失礼いたしましたm(_ _)m 最近U字工事好きなので言わずにはいられなかったのです。
那須高原呑むのは久しぶりだなあ~。10月にレストラン行って以来だ。
↓その時の記事
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-10-24
というわけで瓶を呑むのは初めて。今回は6本入りのセットで通販しました。
こんな箱で届きました↓
さすがは御用邸のお膝元。ゴージャスです
んで、今日はレストランで生を呑んでおったまげるほど美味だったスタウトをいただいております。
ファーストインパクトがすんげえ コーヒーのようなブーケのような華やかな香りの中に、トロリと溶け込んだような納豆みたいな香りも ギネスのエクストラスタウトのあの感じです。ドラフトギネスを呑みなれてる人は失神するかもしれないにゃあ
んでもスタウトにもいろいろ種類があるみたいで。
ドラフトギネスは「ドライ・スタウト」っていうカテゴリーになるらしいです。
んで他には苦味を和らげて味に深みを出すために砂糖などの糖類を加えた「スイート・スタウト」ってのもあるようで。日本のクラフトビールではこれ作ってるとこ多いですな。
んであっしの大好きな故キリンスタウトやアサヒスタウトは「フォーリン・スタウト」。ドライスタウトが各国で進化したハイアルコールのものをそう呼ぶらしいです。
で、那須高原スタウトはフォーリンスタウトになるそうです。アルコール度数は6パーセント。なかなか高いですぞ。
これは苦いなあ~ ローストした麦芽の鮮烈な苦味とコクが温度が上がるほどにくっきりと出てきます。キリンスタウトよりはアサヒスタウトに近いです。
度数10パーセントくらいあるんぢゃないの?ってなくらいの強烈な存在感。
というわけで最後に、今年のキーワードを。
某国営放送の歴史ドラマのキーワードらしいですな、「愛」。ちなみにこれは昨日呑んだ「那須高原ビール・愛」の瓶です笑 正統派ドイツ式ピルスナー。宮内庁御用達のビールですよん
サンクトガーレン☆湘南ゴールド [日本のクラフトビール]
サンクトガーレン・湘南ゴールド
神奈川のサンクトガーレン醸造所の夏期限定ビールだす。やや季節外れですいません。
「夏の忘れ物を、あなたに」
う~ん我ながら寒いorz
最近すっかりサンクトガーレンばっかです。広島の地ビールフェスで生の湘南ゴールドを呑んだ感動が忘れられねえっす。
で、先日柏のそごうの酒屋(←あっしの酒屋巡回定例コース)にぶらりと寄ってみると・・・
「湘南ゴールド」
マーベラス まだいたのかこいつぅ。秋の柏がとたんに湘南の夏風で満たされました。湘南行ったことないけど。
この湘南ゴールド、最近流行の甘いビール(デザートビールと言うらしい)の中ではあっし的には頂点です。なにしろこいつの副原料は・・・
みかんみかんみか~ん!み~か~ん!!!命のぉ水だぁ~ポ~ンジュ(略
いや~みかんビールは予想外ですよ。意表のつき方が華麗すぎます。
湘南ゴールドというのは、神奈川県で栽培されている「ゴールデンオレンジ」というオレンジと、おなじみの「温州みかん」をかけあわせて作った神奈川県の名産品だそうです。
いや~瓶でもんまいいい
しっかりとしますよ、オレンジの味。糖類で後付けされた人工的な甘みではなく、自然でさりげないみかん風味。それよりなによりオレンジの酸味がビールの苦味とベストマッチ!!カスケードホップのグレープフルーツ香に慣れた鼻と舌にはあまりに新鮮ですぅぅ。
う~ん、夏に呑みたかったorz
↓サンクトガーレンHP
http://www.sanktgallenbrewery.com/
サンクトガーレン 黒糖スイートスタウト [日本のクラフトビール]
サンクトガーレン・黒糖スイートスタウト
キリンスタウトなき後、とりつかれたように黒いビールばかり呑んでおります キリンスタウトの疑似体験ができるビールを探して・・・
で。
ついに出会いました
これはかなり似てます。似てるか似てないかで選ぶのも大変な失礼な話なのですが。失礼を承知で。これはんまい
サンクトガーレンは神奈川・厚木のブルワリーです。日本で地ビールが解禁される前からアメリカでビールを作って日本に逆輸入していたというツワモノのブルワーさんが率いております。
ビアバーにはたいていサンクトガーレンの樽がレギュラービールかゲストビールかで入ってますな。あっしがよく行く店のマスターは「味が安定していていつでも美味だ」と言ってました。それだけの技術力を持ったブルワリーということなのでしょう。
先日の広島の地ビールフェスにも出品されており、ツワモノブルワーさんもわざわざ来てくださってました。イケメンですがややコワモテです笑 というわけで一言も会話できずじまいでした
このフェスで初めてサンクトガーレンの「湘南ゴールド」を呑んだのですが、おったまげるほど美味でした
最近どうもカスケードホップのグレープフルーツ香を強調したビールが多くてやや食傷気味だったあっしですが、オレンジの心地よい酸味と控え目な甘みが苦味と絶妙にシンクロ。たまらんッス。
黒糖スタウトは沖縄の黒糖を使った甘いスタウト。度数は6.4%でキリンスタウトの8%には及びませんが、苦さと甘さのバランスはキリンスタウトに非常によく似ている気がします。
温度が上がってきてもキリンスタウトほど重くならないので、強いビールが苦手な人も最後までんまく呑めるビールだと思います
↓サンクトガーレンHP
http://www.sanktgallenbrewery.com/