シュレンケルラ ラオホヴァイツェン 【時間に溶け込む麦酒】 [ドイツのビール]
今日はドイツのビール、ヘラー醸造所のシュレンケルラ ラオホヴァイツェンです。
すさまじく長い商品名です 順に説明いたします。
このビールはドイツ中央部の小さな街、バンベルクにあるヘラー醸造所が地元の酒場「シュレンケルラ」のために造っているビールです。で、店の名前をそのままいただいて「シュレンケルラ」と呼ばれております。
では、「ラオホヴァイツェン」とは。「ヴァイツェン」ってのは日本でもおなじみの小麦ビールです。その前にくっついとる「ラオホ」とは「煙」を意味するドイツ語です。なんとこのビールは、ブナの木のチップで燻製した麦芽を用いて造られているビールなんですよ
日本の大手メーカーのビールで、この製法で造られたものは一つもありません。クラフトビールでも富士桜高原麦酒や猪苗代ビールなどが造っているくらいです。それぐらい日本人には馴染みのないスタイルです。というか、これ、本当にビールとびっくり仰天すること間違いないないです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このあたり、前回の記事のBREWDOGのPARADOX LONGROWと共通するものがありますな。
ラオホビールは醸造用の麦芽をスモークすることによって香りをつける。PARADOXはウィスキー樽でビールを熟成させることによって、ビールにウィスキーのスモーキーな香りを乗せる。ウィスキー製造に用いる麦芽はピート(泥炭)でスモークされてますからね。
ブナのチップで直接乗せるか、ピートのスモークを間接的に乗せるか。どっちにせよ、日本人のビール観からは想像もつかないビールですな。まさに歴史の勝利
かたや自然発生的に多種多様なビールを長~い間造り続けてきた文化。かたや半ば官製のピルスナーばかりを飲まされ続けてきて、つい最近になって「何だ、ビールって金色とは限らないのか」と気づきはじめた文化。これからたっぷりいろんなビールをエンジョイしましょうよ、後者
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
猫背個人的にもこのラオホヴァイツェンは非常に思い入れの深いものです。あっしにビールの手ほどきをしてくれたビールの師匠が大好きなビールなのです。
師匠は昔どこかの店でこのビールの樽生に出会い、あまりのんまさにノックアウトされ、果てはこのビールを呑むためだけのドイツ旅行を決行したほど。首尾よくシュレンケルラでラオホヴァイツェンに出会った師匠は帰国後、まだビール初心者だったあっしを研修すべく向かったドイツビールの店でこう嬉しそうに語ってくれました。
何ともあったかいエピソードぢゃありませんか で、その話の直後に師匠はあっしに「じゃあ、いってみますか、ラオホ!」
こんな経緯で出会った初ラオホ。さぞかしんまかったのでしょうね~、という期待を華麗に裏切る発言をしていいですか。呑んだ時の猫背の素直な感想です。
「な・・・なんだこれ・・・ソーセージかよ・・・」
無理して全部呑みきったのですが、帰りの電車の中も、家に帰って風呂に入ってても、ず~っと鼻先にソーセージぶらさげてるみたいな不思議体験。正直んまいとは思いませんでした
ですが、最近こんな文を目にしました。
「1リットルのグラスを10杯呑まないとすばらしさがわからない人もいる」
有名なビール評論家、マイケル・ジャクソンがラオホビールについて評した言葉です。そういえば今目の前にあるラオホが10リットル目ぐらいにあたるのかもなあ、と思いながら栓を開けました。
師匠がドイツで出会った新聞片手の老人に気分だけでも近づこうと思って、本を片手に。辺見庸の「もの食うひとびと」をチョイスしました。もの食うひとびと featuring ラオホ食らう猫背。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いただきま~す
香りは相変わらず燻製のソーセージ。かなり存在感あります。
呑む ん~ヴァイツェンらしいクローブ香がぽわっと香ります。そこからはソーセージのような燻製の香りが長~く続くんだろうなあ・・・と思っていたら、ヴァイツェンならではの心地よい酸味が登場 ヨーグルト様の酸味とほのかな燻製香がゆ~ったりと続きます。ややクセのある燻製香がヴァイツェン由来の酸味できれいに洗われていく感じ。さわやかですらあります。
生まれて初めてラオホを心からんまいと思いました。師匠は「ラオホメルツェンではなくてラオホヴァイツェンなんですよ!」と力説していたのですが、その意味がやっと今日わかりました。
ドイツのおじいちゃん打ち負かすべく「よし、1時間はかけよう!」と無意味な目標を立てたのですが、余裕でクリアできました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
クセのある燻製香のおかげで(せいで?)、ごくごくごくとは呑めない。ごく、がいいところ。それも口の容積の7割くらい。
でもその「ごく」が届ける心地よいトリップ感がムダな高揚下降なく静か~に続く。夜更けの時間に自然に溶け込む。むしろ、このビールが時の移り変わりを注げる時計になっている。
ビールはどちらかと言うとテンションアップのための道具、みたいなポジションづけがされていますが、このビールは見事な例外のうちの一つと言うべきでしょう。心を落ち着けて、思考に耽りたい、時間に身を委ねたい、そんな気分にぴったりのビールです。
すさまじく長い商品名です 順に説明いたします。
このビールはドイツ中央部の小さな街、バンベルクにあるヘラー醸造所が地元の酒場「シュレンケルラ」のために造っているビールです。で、店の名前をそのままいただいて「シュレンケルラ」と呼ばれております。
では、「ラオホヴァイツェン」とは。「ヴァイツェン」ってのは日本でもおなじみの小麦ビールです。その前にくっついとる「ラオホ」とは「煙」を意味するドイツ語です。なんとこのビールは、ブナの木のチップで燻製した麦芽を用いて造られているビールなんですよ
日本の大手メーカーのビールで、この製法で造られたものは一つもありません。クラフトビールでも富士桜高原麦酒や猪苗代ビールなどが造っているくらいです。それぐらい日本人には馴染みのないスタイルです。というか、これ、本当にビールとびっくり仰天すること間違いないないです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このあたり、前回の記事のBREWDOGのPARADOX LONGROWと共通するものがありますな。
ラオホビールは醸造用の麦芽をスモークすることによって香りをつける。PARADOXはウィスキー樽でビールを熟成させることによって、ビールにウィスキーのスモーキーな香りを乗せる。ウィスキー製造に用いる麦芽はピート(泥炭)でスモークされてますからね。
ブナのチップで直接乗せるか、ピートのスモークを間接的に乗せるか。どっちにせよ、日本人のビール観からは想像もつかないビールですな。まさに歴史の勝利
かたや自然発生的に多種多様なビールを長~い間造り続けてきた文化。かたや半ば官製のピルスナーばかりを飲まされ続けてきて、つい最近になって「何だ、ビールって金色とは限らないのか」と気づきはじめた文化。これからたっぷりいろんなビールをエンジョイしましょうよ、後者
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
猫背個人的にもこのラオホヴァイツェンは非常に思い入れの深いものです。あっしにビールの手ほどきをしてくれたビールの師匠が大好きなビールなのです。
師匠は昔どこかの店でこのビールの樽生に出会い、あまりのんまさにノックアウトされ、果てはこのビールを呑むためだけのドイツ旅行を決行したほど。首尾よくシュレンケルラでラオホヴァイツェンに出会った師匠は帰国後、まだビール初心者だったあっしを研修すべく向かったドイツビールの店でこう嬉しそうに語ってくれました。
「地元のおじいちゃんが一人で新聞持って入ってきて、このビールを注文するんだよ。で、席に座ってゆ~っくり新聞読みながらビールをちびちび飲んでて・・・1時間かけて飲み干したよ。こういう老後を過ごしたいなあ、って心から思ったよ。」
何ともあったかいエピソードぢゃありませんか で、その話の直後に師匠はあっしに「じゃあ、いってみますか、ラオホ!」
こんな経緯で出会った初ラオホ。さぞかしんまかったのでしょうね~、という期待を華麗に裏切る発言をしていいですか。呑んだ時の猫背の素直な感想です。
「な・・・なんだこれ・・・ソーセージかよ・・・」
無理して全部呑みきったのですが、帰りの電車の中も、家に帰って風呂に入ってても、ず~っと鼻先にソーセージぶらさげてるみたいな不思議体験。正直んまいとは思いませんでした
ですが、最近こんな文を目にしました。
「1リットルのグラスを10杯呑まないとすばらしさがわからない人もいる」
有名なビール評論家、マイケル・ジャクソンがラオホビールについて評した言葉です。そういえば今目の前にあるラオホが10リットル目ぐらいにあたるのかもなあ、と思いながら栓を開けました。
師匠がドイツで出会った新聞片手の老人に気分だけでも近づこうと思って、本を片手に。辺見庸の「もの食うひとびと」をチョイスしました。もの食うひとびと featuring ラオホ食らう猫背。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いただきま~す
香りは相変わらず燻製のソーセージ。かなり存在感あります。
呑む ん~ヴァイツェンらしいクローブ香がぽわっと香ります。そこからはソーセージのような燻製の香りが長~く続くんだろうなあ・・・と思っていたら、ヴァイツェンならではの心地よい酸味が登場 ヨーグルト様の酸味とほのかな燻製香がゆ~ったりと続きます。ややクセのある燻製香がヴァイツェン由来の酸味できれいに洗われていく感じ。さわやかですらあります。
生まれて初めてラオホを心からんまいと思いました。師匠は「ラオホメルツェンではなくてラオホヴァイツェンなんですよ!」と力説していたのですが、その意味がやっと今日わかりました。
ドイツのおじいちゃん打ち負かすべく「よし、1時間はかけよう!」と無意味な目標を立てたのですが、余裕でクリアできました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
クセのある燻製香のおかげで(せいで?)、ごくごくごくとは呑めない。ごく、がいいところ。それも口の容積の7割くらい。
でもその「ごく」が届ける心地よいトリップ感がムダな高揚下降なく静か~に続く。夜更けの時間に自然に溶け込む。むしろ、このビールが時の移り変わりを注げる時計になっている。
ビールはどちらかと言うとテンションアップのための道具、みたいなポジションづけがされていますが、このビールは見事な例外のうちの一つと言うべきでしょう。心を落ち着けて、思考に耽りたい、時間に身を委ねたい、そんな気分にぴったりのビールです。
タグ:シュレンケルラ
BREWDOG PARADOX LONGROW 【クラフトビア革命@UK】 [イギリスのビール]
○○の肥やし、なんて言葉がございますが。
買ったっきり一度も開かない本はタンスの肥やし、立小便は道路の肥やし、火遊びは芸の肥やし・・・世の中にムダなものなどないというエコな発想で「合理化」というエゴイズムをくるんだ大変便利な言葉です。
で、今回はこの肥やしをいただいとります。
何の肥やしかと。ビール好きならばきっとお持ちのはずです。「冷蔵庫の肥やし」を。
こんな流れで紹介するのはこのビールに対して極めて失礼なのですが、今日のビールはイギリスの醸造所、BREWDOGのPARADOX LONGROWでございます。名誉回復は後ほどたっぷりさせていただきます
冷蔵庫の肥やしにはだいたい2つのパターンがあります。
①「意図的に放置」…これはかっこ良く言えば「熟成」ということです。飲み頃になるまで時間をかけて冷蔵庫でじっくりと眠らせる。
②「無意識に放置」…これはかっこ良く言えば「忘却」ということです。今回のビールはこの②により猫背宅冷蔵庫で1年半近く冬眠させられていました。
はっきり申し上げます。BREWDOGのビールを買っておいたことを忘れてしまうとは、禁固1ヶ月ぐらいに相当する無礼です
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
イギリスの新進気鋭の醸造所として最近日本でもたまに目にするようになったBREWDOG。醸造開始は何と2007年4月。まだ4年も経っていないのにこんなに認知される存在になるとはびっくりですな。
さらにびっくりなのは、起業した二人、MartinとJamesは起業当時何と24歳。若い発想とエネルギーが満ち溢れた醸造所なのです
BREWDOGのHPに掲載されている起業のきっかけもなかなか刺激的です。
「俺達MartinとJamesは、その頃イギリス市場を席巻していた工業的に造られたラガーやつまらないエールに飽き飽きしてしまっていたんだ。この不愉快な状況をぶち破る一番の方法は、俺達が自分のビールを造ることだって考えたんだ。だから2007年4月、BREWDOGが生まれたのさ。」(猫背訳)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
その起業の精神を裏づけるかのようなパンキッシュなラベル、「PARADOX」「HARDCORE」「TACTICAL NUCLEAR(戦略核兵器)」といったアジテーションに富んだ商品名。んでも「PUNK」ってド直球の名前のビールがあったのには思わず噴きだしてしまった笑 ん~やはり若いのう~、と、上から目線になったのもつかの間、「TOKYO」という商品があったのです。
ほう、トーキョーだと こんどはどんな若気の至りの商品名なのかね、と上から目線で説明を読んでみたら、「東京で流行ったインベーダーゲームに触発されて造ったビール」だそうです。ほほう、これはまた酔狂なことを、と思ってさらに上から目線で読んでみると・・・
「四角いドットを並べたカクカクした動きが実に見事に表している実存主義の皮肉、ポストモダニズムのパロディ性と内在的な矛盾を、このビールの中で徹底的に再現したんだ。」
ふぬう、これはなかなか示唆に富んだ発言。やるのう 「実存主義」という言葉を相原コージの「コージ苑」のキャラ「実存くん」で知って以来、それっきり使ったことのない猫背よりははるかに知的です。やるのう。。。
ちなみに、インベーダーってこれですよ。
ちなみに、実存くんってこれですよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HPもかなり刺激的です。トップページには「Welcome to the craft beer revolution」の言葉が誇らしげに
写真もすごい。大手メーカーの空き瓶の山の上にBREWDOGのビールを並べたり、大手メーカーのビールをギロチンにかけてたり・・・なかなか痛快です笑 ぜひごらんあれ↓
http://www.brewdog.com/
それにしても、最近のイギリスの若者(といっても今は20代後半ですが)がパンクに触れるきっかけって何なのだろう。ピストルズをリアルタイムで体験した世代ではないし、かといってその後の音楽でそこまでアジテーションに富んだものって少ないし・・・音楽以外から入ったのかもなあ、とかいろんな想像を掻き立てられます。
ビールとは関係のない話になってしまいました。が、この醸造所の性格を知っていただくことはこの醸造所のビールを評する上で不可欠なことだとあっしは思いますので、長話をさせていただきました。あ、長話はいつも通りか
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このPARADOX LONGROWはスタウトをウイスキー樽で6ヶ月熟成させたビール。度数は10%に達し、ウィスキーのスモーキーな香りとテイストがビールに移って実に複雑な味わいを描き出すわけです ちなみにLONGROWというのがそのウィスキーの名前です。
ビールをウイスキー樽で寝かせるとは何てことを!と思われるかもしれませんが、まあ考えてみればビールもウイスキーも原料は麦なわけですから異母兄弟的な関係なのですよ。その兄弟がこういう形で再会するのもいいんぢゃないですかね。
ちなみにビールを他の酒の樽で熟成させるという方法は決して珍しいものではありません。オーク樽で寝かしたビールなんかもありますね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いただきま~す。6ヶ月の樽熟成+1年半の放置プレイの結果は・・・
泡立ち・・・弱っ 泡を立てようとしないと立たない。まあこんな長いことほっといたら無理もない。。。
ビールの泡は麦汁中のタンパク質とホップに含まれるイソフムロンという成分に由来するものです。で、ビールを長時間保存しておくとこのタンパク質がビールの中に残存している酵母によって分解されてしまい、結果として泡が立たなくなる、という理由らしいです。
香り。焙煎麦芽の香りに混じって、あきらかにウィスキーのスモーキーな香り。お~異次元体験~
呑んだらウィスキーの香りが炸裂。ビールとしてのキャラクターは、後味に残る渋みと苦味にわずかに残るのみ。ビール、特にスタウトならではのロースト麦芽に由来する焦げ感やボディ感は希薄。これは、完全にウィスキーに乗っ取られてしまってます。。。
すんごく矮小化した喩えでいうと、ウィスキーにコーヒー混ぜて呑んでる感じ。んまくないわけでは決してないのですが、期待の大きさに比べると・・・という感じです。
と、ぶちぶちと湧いてくる不満を頭の中で潰しながらふと瓶の横を見てみると・・・
ベストを1年以上もオーバーしてました。すみません、私が悪うございましたm(_ _)m ドSなラベルが示す通り、放置プレイは苦手だったようです。。。。
何でも長く置いとけばいいわけぢゃない、ということですな。いずれリベンジせねば。。。
買ったっきり一度も開かない本はタンスの肥やし、立小便は道路の肥やし、火遊びは芸の肥やし・・・世の中にムダなものなどないというエコな発想で「合理化」というエゴイズムをくるんだ大変便利な言葉です。
で、今回はこの肥やしをいただいとります。
何の肥やしかと。ビール好きならばきっとお持ちのはずです。「冷蔵庫の肥やし」を。
こんな流れで紹介するのはこのビールに対して極めて失礼なのですが、今日のビールはイギリスの醸造所、BREWDOGのPARADOX LONGROWでございます。名誉回復は後ほどたっぷりさせていただきます
冷蔵庫の肥やしにはだいたい2つのパターンがあります。
①「意図的に放置」…これはかっこ良く言えば「熟成」ということです。飲み頃になるまで時間をかけて冷蔵庫でじっくりと眠らせる。
②「無意識に放置」…これはかっこ良く言えば「忘却」ということです。今回のビールはこの②により猫背宅冷蔵庫で1年半近く冬眠させられていました。
はっきり申し上げます。BREWDOGのビールを買っておいたことを忘れてしまうとは、禁固1ヶ月ぐらいに相当する無礼です
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
イギリスの新進気鋭の醸造所として最近日本でもたまに目にするようになったBREWDOG。醸造開始は何と2007年4月。まだ4年も経っていないのにこんなに認知される存在になるとはびっくりですな。
さらにびっくりなのは、起業した二人、MartinとJamesは起業当時何と24歳。若い発想とエネルギーが満ち溢れた醸造所なのです
BREWDOGのHPに掲載されている起業のきっかけもなかなか刺激的です。
「俺達MartinとJamesは、その頃イギリス市場を席巻していた工業的に造られたラガーやつまらないエールに飽き飽きしてしまっていたんだ。この不愉快な状況をぶち破る一番の方法は、俺達が自分のビールを造ることだって考えたんだ。だから2007年4月、BREWDOGが生まれたのさ。」(猫背訳)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
その起業の精神を裏づけるかのようなパンキッシュなラベル、「PARADOX」「HARDCORE」「TACTICAL NUCLEAR(戦略核兵器)」といったアジテーションに富んだ商品名。んでも「PUNK」ってド直球の名前のビールがあったのには思わず噴きだしてしまった笑 ん~やはり若いのう~、と、上から目線になったのもつかの間、「TOKYO」という商品があったのです。
ほう、トーキョーだと こんどはどんな若気の至りの商品名なのかね、と上から目線で説明を読んでみたら、「東京で流行ったインベーダーゲームに触発されて造ったビール」だそうです。ほほう、これはまた酔狂なことを、と思ってさらに上から目線で読んでみると・・・
「四角いドットを並べたカクカクした動きが実に見事に表している実存主義の皮肉、ポストモダニズムのパロディ性と内在的な矛盾を、このビールの中で徹底的に再現したんだ。」
ふぬう、これはなかなか示唆に富んだ発言。やるのう 「実存主義」という言葉を相原コージの「コージ苑」のキャラ「実存くん」で知って以来、それっきり使ったことのない猫背よりははるかに知的です。やるのう。。。
ちなみに、インベーダーってこれですよ。
ちなみに、実存くんってこれですよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HPもかなり刺激的です。トップページには「Welcome to the craft beer revolution」の言葉が誇らしげに
写真もすごい。大手メーカーの空き瓶の山の上にBREWDOGのビールを並べたり、大手メーカーのビールをギロチンにかけてたり・・・なかなか痛快です笑 ぜひごらんあれ↓
http://www.brewdog.com/
それにしても、最近のイギリスの若者(といっても今は20代後半ですが)がパンクに触れるきっかけって何なのだろう。ピストルズをリアルタイムで体験した世代ではないし、かといってその後の音楽でそこまでアジテーションに富んだものって少ないし・・・音楽以外から入ったのかもなあ、とかいろんな想像を掻き立てられます。
ビールとは関係のない話になってしまいました。が、この醸造所の性格を知っていただくことはこの醸造所のビールを評する上で不可欠なことだとあっしは思いますので、長話をさせていただきました。あ、長話はいつも通りか
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このPARADOX LONGROWはスタウトをウイスキー樽で6ヶ月熟成させたビール。度数は10%に達し、ウィスキーのスモーキーな香りとテイストがビールに移って実に複雑な味わいを描き出すわけです ちなみにLONGROWというのがそのウィスキーの名前です。
ビールをウイスキー樽で寝かせるとは何てことを!と思われるかもしれませんが、まあ考えてみればビールもウイスキーも原料は麦なわけですから異母兄弟的な関係なのですよ。その兄弟がこういう形で再会するのもいいんぢゃないですかね。
ちなみにビールを他の酒の樽で熟成させるという方法は決して珍しいものではありません。オーク樽で寝かしたビールなんかもありますね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いただきま~す。6ヶ月の樽熟成+1年半の放置プレイの結果は・・・
泡立ち・・・弱っ 泡を立てようとしないと立たない。まあこんな長いことほっといたら無理もない。。。
ビールの泡は麦汁中のタンパク質とホップに含まれるイソフムロンという成分に由来するものです。で、ビールを長時間保存しておくとこのタンパク質がビールの中に残存している酵母によって分解されてしまい、結果として泡が立たなくなる、という理由らしいです。
香り。焙煎麦芽の香りに混じって、あきらかにウィスキーのスモーキーな香り。お~異次元体験~
呑んだらウィスキーの香りが炸裂。ビールとしてのキャラクターは、後味に残る渋みと苦味にわずかに残るのみ。ビール、特にスタウトならではのロースト麦芽に由来する焦げ感やボディ感は希薄。これは、完全にウィスキーに乗っ取られてしまってます。。。
すんごく矮小化した喩えでいうと、ウィスキーにコーヒー混ぜて呑んでる感じ。んまくないわけでは決してないのですが、期待の大きさに比べると・・・という感じです。
と、ぶちぶちと湧いてくる不満を頭の中で潰しながらふと瓶の横を見てみると・・・
ベストを1年以上もオーバーしてました。すみません、私が悪うございましたm(_ _)m ドSなラベルが示す通り、放置プレイは苦手だったようです。。。。
何でも長く置いとけばいいわけぢゃない、ということですな。いずれリベンジせねば。。。
HEARTLAND~キリン ハートランド 【翠色の夢】 [日本の大手ビール]
皆様あけましておめでとうございます
2011年も皆様にんまいビールを少しでもたくさん、楽しく、長々と紹介するために麦酒道を邁進する所存であります。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
新年一発目はキリン不朽の名作、ハートランドです
過去の記事の中や写真の背景でたびたび名前だけは登場させていましたが、そういえばちゃんと書いたことないな~と思い、2011年の幕開けとして記事にしております。
日本の良心と呼ぶべきビールが3つあります。一つはサッポロラガー。一つはアサヒ・ザ・マスター。そしてこのキリンハートランド。
「洗い立ての綿シャツのようにフレッシュ」・・・高名なビール評論家、マイケル・ジャクソンも著書の中でハートランドをこう評して絶賛しています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
エメラルドグリーンの美しいボトルと徹底されたイメージ戦略のためか、最近のビールだとか海外のビールだとか思われることの多いハートランドですが、れっきとした日本のビールです。生まれは今を遡ること25年、なんと1986年です 現在醸造されているビールの中でもかなり古株に属するビールなのです。
誕生のきっかけはテレビ番組です。キリンがスポンサーをしていた番組とタイアップで作ったレストランで、期間限定で提供するためのビール、という前提でつくられたのがハートランドでした。が、評判が良かったためにレストランの営業期間が終わった後に市販が始まり、現在にいたる、ということです ちなみに市販当初は瓶だけでなく缶でも売られていました。残念ながら猫背は呑んだことありませんが。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
おそらくは何度も終売の候補にあがったことでしょう。しかし、根強いファンの存在と確かな味がそれを乗り越えました。そして現在、数多のビールが新規醸造され短命で消えていく中で、ハートランドはコアなファンと料飲店などの支持もあってか、小さいながらも確かなシェアを保ち、キリンの数あるビールの中でも異色の存在感を放っています。
昔、あるフレンチのお店で聞いたことなのですが、キリン自身も料飲店向けには「通好みのビール」として、ブラウマイスターよりハートランドを押しているようなフシがあるそうです。確かに、「ガツン」のブラウマイスターよりも「ほわん」のハートランドの方が料理に合わせやすいのかな、という気もします。エメラルドグリーンのボトルはビジュアル的にも映えますしね。
これからもサッポロラガー同様に、根強いファンに支えられて長生きしていくビールなのかな、と思います。というか、そうであってほしいです。
キリンHP内のハートランド特設HPですん。
http://www.heartland.jp/
キリンシティHP。いつでもハートランドの樽生が呑めますよん (置いてない店もありますので注意)
http://www.kirincity.co.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
1986年の開発当時のハートランド醸造責任者だった山田一巳さんは現在キリンを退社されて、八ヶ岳を望んだ景勝地、山梨県の清里でクラフトビール「タッチダウンビール」を造っています。
猫背宅からそれほど遠くない距離なので年に1回は清里まで行くのですが、通年醸造の「ピルスナー」はハートランドの面影を感じる、いや、どうしても感じたくなってしまう名品です ぜひご賞味あれ。
タッチダウンビールHP
http://www.moeginomura.co.jp/ROCK/beer.html
タッチダウンのレストランに行った時の記事です
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-01-30
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「楽しんでつくらせてもらいました。苦労したという記憶はないです」
醸造責任者の山田さんが、1986年の開発当事を振り返ってこう述懐しています。そんなハッピーな軽快さが実によくビールに投影されていると思います 「オールモルトのビールは飲み口が重くなる」と信じられていた当時において、このビールのすっきり感はきっと突出していたのだろうと想像できます。
今更このビールのんまさを語るつもりはありません。猫背は初めて呑んだビールに心から感動したことが過去に4回あります。そのうちの1回が樽生のハートランドでした。日本酒をたらふく呑んだ後だったにもかかわらず、あまりのんまさに6杯立て続けに呑んでしまいました シャープな苦味、やわらかい包み込むような麦の甘み、おしとやかさの中にじわりと感じる芯の強さ。大草原の中で深呼吸しているような清涼感 あ゛あ゛、今思い出しても泣ける(T_T)
すいません、語ってしまいました 瓶は生にはさすがにかないませんが、割に簡単に手に入るので、我が家では定期的にいただいてるビールです。
おかげさまで猫背宅の窓はこんなことになってしまいました。
昔撮った写真なので巨大です、すみません
あっしのビールの師匠はこの瓶をたくさん並べて中に土を入れ、ツタを瓶から瓶へと這わせているそうです。か、かっこいい・・・
ハートランドが初めて世に出た上述のレストランが「つた館」という名前だったので、それを意識してツタにしてるのだと思います。あっしも負けずにいずれ電飾か何かほどこしたいと思っとります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
以下、猫背宅のハートランドグッズの面々です。
このプログのビール写真の背景に映り込んでいる、というか映り込ませているハートランド壁掛け。大変気に入っております
ちなみにこいつは昔、広島の串焼きの店「躍」のトイレに掛けられていたものです
新しい壁掛けがやってきてお役御免となり、処分の日を待っていたところを猫背が無理言ってもらってきた、という次第です。トイレから居間へ。警視庁的に言えば3階級特進です。「躍」さん、ありがとうございました。
食べログ内の「躍」のページです
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34001701/
こちらは鏡でございます。ヤフオクでゲットしました。
これはピンバッジです。これも「躍」でもらいました。かなり小さいです。
前にタッチダウンビールのレストランに行った時に、ハートランドファンであることをアピールするためにこのバッヂを襟につけていたのですが、レストランスタッフの誰にも気づかれませんでした。ちーんorz
ハートランドのロゴ入りピルスナーグラス。こちらは大阪のフレンチのお店、sans-souciでいただいたものです。料飲店の皆様、猫背が来たら何かしら持っていかれるものと覚悟しといてください。sans-souciさん、ありがとうございました
食べログ内のsans-souciのページです。
http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270602/27010839/
ジョッキとビアマグです。上のピルスナーグラスは非常に割れやすい(現に一つ割ってしまった)のですが、このジョッキは分厚いガラスで実に頑丈 家で宴会する時に気楽に使えて便利です。
お、こんなのもあった。
マッチ箱大の箱の中身は・・・
クリップでした~。使ったことありませんが。
次に欲しいものは、あっしがハートランドをこれからもず~っとエンジョイするための元気と肝臓と日本です
2011年も皆様にんまいビールを少しでもたくさん、楽しく、長々と紹介するために麦酒道を邁進する所存であります。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
新年一発目はキリン不朽の名作、ハートランドです
過去の記事の中や写真の背景でたびたび名前だけは登場させていましたが、そういえばちゃんと書いたことないな~と思い、2011年の幕開けとして記事にしております。
日本の良心と呼ぶべきビールが3つあります。一つはサッポロラガー。一つはアサヒ・ザ・マスター。そしてこのキリンハートランド。
「洗い立ての綿シャツのようにフレッシュ」・・・高名なビール評論家、マイケル・ジャクソンも著書の中でハートランドをこう評して絶賛しています。
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エメラルドグリーンの美しいボトルと徹底されたイメージ戦略のためか、最近のビールだとか海外のビールだとか思われることの多いハートランドですが、れっきとした日本のビールです。生まれは今を遡ること25年、なんと1986年です 現在醸造されているビールの中でもかなり古株に属するビールなのです。
誕生のきっかけはテレビ番組です。キリンがスポンサーをしていた番組とタイアップで作ったレストランで、期間限定で提供するためのビール、という前提でつくられたのがハートランドでした。が、評判が良かったためにレストランの営業期間が終わった後に市販が始まり、現在にいたる、ということです ちなみに市販当初は瓶だけでなく缶でも売られていました。残念ながら猫背は呑んだことありませんが。
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おそらくは何度も終売の候補にあがったことでしょう。しかし、根強いファンの存在と確かな味がそれを乗り越えました。そして現在、数多のビールが新規醸造され短命で消えていく中で、ハートランドはコアなファンと料飲店などの支持もあってか、小さいながらも確かなシェアを保ち、キリンの数あるビールの中でも異色の存在感を放っています。
昔、あるフレンチのお店で聞いたことなのですが、キリン自身も料飲店向けには「通好みのビール」として、ブラウマイスターよりハートランドを押しているようなフシがあるそうです。確かに、「ガツン」のブラウマイスターよりも「ほわん」のハートランドの方が料理に合わせやすいのかな、という気もします。エメラルドグリーンのボトルはビジュアル的にも映えますしね。
これからもサッポロラガー同様に、根強いファンに支えられて長生きしていくビールなのかな、と思います。というか、そうであってほしいです。
キリンHP内のハートランド特設HPですん。
http://www.heartland.jp/
キリンシティHP。いつでもハートランドの樽生が呑めますよん (置いてない店もありますので注意)
http://www.kirincity.co.jp/
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1986年の開発当時のハートランド醸造責任者だった山田一巳さんは現在キリンを退社されて、八ヶ岳を望んだ景勝地、山梨県の清里でクラフトビール「タッチダウンビール」を造っています。
猫背宅からそれほど遠くない距離なので年に1回は清里まで行くのですが、通年醸造の「ピルスナー」はハートランドの面影を感じる、いや、どうしても感じたくなってしまう名品です ぜひご賞味あれ。
タッチダウンビールHP
http://www.moeginomura.co.jp/ROCK/beer.html
タッチダウンのレストランに行った時の記事です
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-01-30
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「楽しんでつくらせてもらいました。苦労したという記憶はないです」
醸造責任者の山田さんが、1986年の開発当事を振り返ってこう述懐しています。そんなハッピーな軽快さが実によくビールに投影されていると思います 「オールモルトのビールは飲み口が重くなる」と信じられていた当時において、このビールのすっきり感はきっと突出していたのだろうと想像できます。
今更このビールのんまさを語るつもりはありません。猫背は初めて呑んだビールに心から感動したことが過去に4回あります。そのうちの1回が樽生のハートランドでした。日本酒をたらふく呑んだ後だったにもかかわらず、あまりのんまさに6杯立て続けに呑んでしまいました シャープな苦味、やわらかい包み込むような麦の甘み、おしとやかさの中にじわりと感じる芯の強さ。大草原の中で深呼吸しているような清涼感 あ゛あ゛、今思い出しても泣ける(T_T)
すいません、語ってしまいました 瓶は生にはさすがにかないませんが、割に簡単に手に入るので、我が家では定期的にいただいてるビールです。
おかげさまで猫背宅の窓はこんなことになってしまいました。
昔撮った写真なので巨大です、すみません
あっしのビールの師匠はこの瓶をたくさん並べて中に土を入れ、ツタを瓶から瓶へと這わせているそうです。か、かっこいい・・・
ハートランドが初めて世に出た上述のレストランが「つた館」という名前だったので、それを意識してツタにしてるのだと思います。あっしも負けずにいずれ電飾か何かほどこしたいと思っとります。
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以下、猫背宅のハートランドグッズの面々です。
このプログのビール写真の背景に映り込んでいる、というか映り込ませているハートランド壁掛け。大変気に入っております
ちなみにこいつは昔、広島の串焼きの店「躍」のトイレに掛けられていたものです
新しい壁掛けがやってきてお役御免となり、処分の日を待っていたところを猫背が無理言ってもらってきた、という次第です。トイレから居間へ。警視庁的に言えば3階級特進です。「躍」さん、ありがとうございました。
食べログ内の「躍」のページです
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34001701/
こちらは鏡でございます。ヤフオクでゲットしました。
これはピンバッジです。これも「躍」でもらいました。かなり小さいです。
前にタッチダウンビールのレストランに行った時に、ハートランドファンであることをアピールするためにこのバッヂを襟につけていたのですが、レストランスタッフの誰にも気づかれませんでした。ちーんorz
ハートランドのロゴ入りピルスナーグラス。こちらは大阪のフレンチのお店、sans-souciでいただいたものです。料飲店の皆様、猫背が来たら何かしら持っていかれるものと覚悟しといてください。sans-souciさん、ありがとうございました
食べログ内のsans-souciのページです。
http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270602/27010839/
ジョッキとビアマグです。上のピルスナーグラスは非常に割れやすい(現に一つ割ってしまった)のですが、このジョッキは分厚いガラスで実に頑丈 家で宴会する時に気楽に使えて便利です。
お、こんなのもあった。
マッチ箱大の箱の中身は・・・
クリップでした~。使ったことありませんが。
次に欲しいものは、あっしがハートランドをこれからもず~っとエンジョイするための元気と肝臓と日本です